CROSSTYLE スピーカースタンド 取り扱い説明書 (Ver.1.0) 

この度は、据え置き式スピーカースタンド CROSSTYLE(クロスタイル)スピーカースタンドをお求めいただき、ありがとうございました。
 
本説明書は、クロスタイル スピーカースタンドの組立て方法と取り扱いの方法について記述したものです。
取り付け方法には、いろいろな応用が考えられますが、基本的な方法についてご説明させていただきます。

※本マニュアルは、セッティング方法の追加等、随時更新させていただいております。
  ホームページからも読むことが出来るので、ご参考になさってください。

 クロスタイル スピーカースタンド使用例

クロスタイルのご使用に際してのご注意事項

●床面及びスピーカー底面に鋭角スパイクを使用した場合は、刺さりやすく傷が付きます。
  必要に応じボード、アルミ円板等のスパイク受けをご使用ください。
●大きな地震等、スタンドに大きな振動が加わった場合、スピーカーが脱落する可能性があります。
●移動・取り付け時等は、スパイク先端で怪我をする可能性があります。十分にご注意願います。
●発錆について
 
本スタンドは、スチール製です。湿気の多い場所でのご使用は、錆発生の原因となりますのでご留意ください。 

1.クロスタイルスタンドについて

クロスタイルスタンドは、据置き型のスピーカーの根本的な音質改善を目指し、スタンドによる音質変化が可能な限り少なくなるように開発しました。

ベース部4点及びスピーカー下部4点をスパイクまたは専用受け座で保持するメカニカルアース重視型のスタンドになっています。
スタンド自体の音の反射による影響を軽減するために、天板を廃し、安定性に優れるX字(クロス)型形状のスピーカー支持構造を採用しています。

クロスタイルスタンドの特徴を生かすためには、スタンドを左右及び後方の壁から十分に距離を取り、スピーカーの周辺に機器を置かないことが大切です。

床面への設置に際しては、必ずスパイクまたは専用ベースを使ってください。
スパイクを使わずにベース部を床に直置きすると本スタンドの特徴を発揮することができません。

床面及びスピーカー面へは、スパイクの直刺しが最も効果的です。
止むを得ずスパイクベースやインシュレーターをお使いになる場合は、
硬質の木製ボードや当社の黒檀キューベースのようなスパイク受けをお使いください。
 
スピーカー底面受けにスパイクを使用することもできますが、深い刺し傷が付きますのでお勧めいたしません。
使用する場合は、アルミ板等をスピーカー底面とスパイクの間に挟んでお使いください。
インシュレーター等を用いる場合は、スタンド及びスピーカーの滑りによる脱落に十分にご注意ください。

 

2.同梱部品の確認

最初にスタンドに同梱されている付属品の確認をお願いいたします。

2.1 標準モデル付属品
 1)スピーカー受け:プロタイプ受け座(55) 8ケ  ナット8ヶ
 2)床受け: 70mm鋭角ロングスパイク 8ケ  ナット8ヶ
 3)床保護用黒檀キューベース 8ケ
 4)13mmレンチ 6角棒レンチ 各1
 5)取扱い説明書兼保証書 1

2.2 マンションモデル付属品
 1)スピーカー受け:プロタイプ受け座(55) 8ケ  ナット8ヶ
 2)床受け: プロタイプ受け座(55) 8ケ  ナット8ヶ
 3)13mmレンチ 1ケ
 4)取扱い説明書兼保証書 1

●本スタンドのネジは、すべてM8です。市販のボルトをお使いになる時はM8をご利用ください。
 使用するスパナのサイズは、13mmです。

 

3.スタンドの組立て方法

スタンドの組立ては、以下の手順で行います。
(1)床用スパイクまたは受け座の取り付けとスタンドの水平調整
(2)スピーカー用受け座の取り付け
(3)スタンドへのスピーカー取り付け・調整

組み立て完成イメージ

3.1 床用スパイクの取り付け

注意 !  セッティング時に誤って足指等に刺さないように十分にご注意ください。

・床面にスパイクで傷を付けたくない場合は、標準セットに付属の黒檀キューベースをお使いください。
   FAPS黒檀キューベース

約30mm角のアフリカ縞黒檀製のサイコロに、すり鉢状のスパイク受けホールを設けてあります。

・スタンドベースの4隅にあるネジ穴にスパイクボルトを取り付けます。
・ロック用ナットは最初は取りつけません。
・ベース下面からのスパイク飛び出し量がほぼ均等になるようにしてから、設置する床に置いてください。
・高さの調整は、下の写真のようにスパイクの六角穴に付属の棒レンチを挿して行います。
 必要に応じ簡単な水準器(百円ショップ等で入手可能)を用いてスタンドの水平を確認してください。
・レンチは、指先で軽く回すようにしてください。
  最初に3点で水平を出してしまい、以下の手順で残り1本の調整するようにすると楽です。
  1)3点のスパイクが設置するように手でスタンドを床に押しつけます。
  2)残り一本をゆっくりとねじ込み床に近付けます。
  3)スパイクの先端が床面に接すると、わずかにレンチを回す時の抵抗が増えますのでここで止めます。
   この状態で4点がほぼ均一に接地しています。
      
 注)スパイクを床面に差し込む必要はありません。スパイク先端が床材に接していればOKです。
 
・最後にロックナットを写真のように上側から取り付けます。

・スタンド全体が床面と平行になっていることを確認してから、付属スパナでロックナットを軽く締め付けてください。
 
参考 : ネジが硬くて指で回せない場合は、付属の6角レンチを使って事前にスパイクを通してみてください。

 

スパイクボルトとナットの取り付け
スパイク受けに黒檀キューベースを使用
スパイクボルトの調整
ロックナットを緩めた状態で行います



3.2 スピーカー用受け座の取り付け

 

1)スタンドはスピーカーの形状に合わせて置きます。
  幅>奥行きの場合は、スタンドの長辺を手前に、幅よりも奥行きが大きい場合はスタンドの短辺を手前にしてください。
2)スピーカー底面のサイズに合う場所に受け座をねじ込み、4点の高さをそろえます。
  受け座のロックナットはまだ取り付けません。
3)受け座の上に静かにスピーカーを乗せ、4点が均一に接触し、かつ水平になるように調整します。
  スピーカーの上に水準器を乗せて前後左右の傾きを調整することをお勧めいたします。
4)最後に下側からロックナットを取りつけ、付属のレンチを用いて軽くロックします。
 
  ※注意:ロックナットを取り付けなかったり、ロックナットを固定しない場合は、
       ネジ部のガタが起因となる異音が出ます。必ずロックナットを使用してください。

4.スタンド位置のセッティング(ご参考)

スピーカーを正しく取り付けても、スタンド位置のセッティングがずれていると良い結果は得られません。
セッティングは、
 ・お使いになられているスピーカー
 ・部屋の大きさと構造
 ・リスニングポジション
 ・お使いになられている機材の特徴
等が、関係してきますので一概にこれがベストとは言えない難しさがあります。

ここでは、クロスタイルをより良くお使いになられるための基本的で経験的なセッティング方法とチューニング方法を参考までご紹介いたします。

1)スタンドの設置位置について
 ・可能な限り後方のスペースを広く取ってください。
 ・左右の空間も広めに(50cm以上。最低でも30cm)とるようにしてください。
 ・スタンド間には、アンプ等の機材を置かないようにしてください。
 ・スタンド間に置かざるを得ない場合は、必ずSPより後方に、なるべく低くおいてください。
 ・位置が決まったら、スパイクの設置状態を再度確認してください。
  (床は、意外と凹凸があります。スパイク4点が均等に接地していることが大切です)

2)スタンドの前後方向について
 ・前方を1本足にした方が好ましい音質となりますが、重心が前方にあるスピーカーの場合はスピーカーの安定性が不足する時があります。
 ・前方を2本足にした場合、スピーカーの安定性が良くなります。お好みでご使用ください。

3)スタンドの方向について
 ・必要に応じて若干内振りでご使用ください。
 ・ツイターの音が強く感じる場合は、多少上向きにすると良いでしょう。
  具体的な調整方法については、第5章のスタンド設置位置の調整の項を参考になさってください。

4)スピーカーケーブルの固定について
 クロスタイルの支柱は、音楽演奏中に相当に振動します。
 スピーカーケーブルを支柱に固定しますと、支柱振動がケーブルに伝わり音に影響が出ます。
 スピーカーケーブルは、スタンドに接触しないようにしてご使用ください。

5)スパイク受け座について
 ・可能な限り、床材に直接スパイクを刺すようにしてください。
 ・どうしても床に刺せない場合は、スパイク受け座又は木製ブロック等の受け座をご使用ください。
 ・受け座を使う場合は、スタンドの振動を吸収あるいは、
  振動を直接床に伝達するタイプのものをご使用いただいた方が良いと思います。

 

5.スタンド設置位置の調整

スピーカーを正しく取り付けても、スタンド設置位置が正確でないと良い結果は得られません。
セッティングは、お使いになられているスピーカー、部屋の大きさと構造、リスニングポジションおよび
お使いになられている機材の特徴等が、関係してきますので一概にこれがベストとは言えない難しさがあります。

ここでは、クロスタイルスピーカースタンドのセッティング方法とチューニング方法を参考までご紹介いたします。
 
1)スタンドの設置位置について
 ・可能な限り後方のスペースを広く取ってください。後方スペースが広いほど、ステージ感が広く深くなります。
 ・左右の空間も広めに(50cm以上。最低でも30cm)とるようにしてください。
 
 左右スピーカ間には何も置かないのがベストです。テレビ等を置く場合は、画面が必ずスピーカーの後方になるようにしてください。
 
2)リスナーとスピーカーの位置関係
必ずリスナーを頂点とした二等辺三角形とします。
下図のA寸法は左右の誤差が数mm程度にしてください。

※スタンドの設置幅が広い(2m以上)場合は、スピーカーの外側側面にレーザーポインターを当てた方が良い場合があります。

 正三角形にするのが基本ですが、無理に拘る必要はありません。
 部屋の空間に余裕がなく、スピーカーが両側の壁に接近してしまう場合は、A>Bとした方が自然な空間表現となります。
 出来る限りスピーカーの前後左右の空間を大きくとることが大切であり、特にスピーカー後方の空間を大きくとることが効果的です。
 
 空間を広げようとしてB寸法だけを拡大するのは、音場の中間が薄くなってしまい逆効果になりますのでご注意ください。
 左右のスピーカーと左右の壁面が近い場合には、逆にスピーカー間隔を狭くした方が音場が広がることも有ります。 

.最後に

クロスタイルスタンドの生み出す豊かな音場表現、クリアでたくましい音を心ゆくまでご堪能ください。
あとは、あなたの耳とセッティングの腕前次第です。
実際に音を出し、位置や傾きを変更し、最良の音を出させてください。
 
クロスタイルスタンドが、あなたに新たなオーディオの道を開くことをお祈りいたします。
クロスタイルスタンドのご購入、ありがとうございました。

                ファミリーアーツピュアサウンド  志賀 一司

●製品に関する問合せ先

〒319−1416 茨城県日立市田尻町2−1−2
                        ファミリーアーツ ピュアサウンド
電話・FAX  0294−42−9641
E-Mail        saido-puresu@family-arts.com
HP      http://www.family-arts.com/

 

出荷確認印

 

 

 

製品保証について     保証期間 : 納入後1年間

・通常の使用において、支柱の折れ、溶接部の破損が発生した場合は、無償交換とさせていただきます。

・スパイク及び押し座による、スピーカー・床面の傷、塗装等の損傷は、保証対象外といたします。

・スタンド本体の発錆、支柱ネジ溝の破損は、保証対象外といたします。

・地震・事故等による転倒、脱落等により発生した人身・機材等への各種損害は、対象外とさせて頂きます。

・出荷確認印のないものは、保証の対象外となります。

 

 

 

製品仕様   (仕様は、予告なく変更することがあります。)  スピーカー取り付け寸法
 
●概略寸法
・全高:34cm  幅:41cm 奥行き:31cm
・主要支柱太さ:19mm
・床からスピーカー底面までの設置高さ:37〜44cm
・耐荷重(静荷重) : 最大100kg
 
●質量(本体+部品) :約6.8kg/1台 
 
●本体材質 : 鉄鋼(無垢材+中空材)
 
●本体構造 : 無垢材部嵌合+溶接による一体構造
 
●塗 装   : 黒色半艶焼付け