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2014.12.22 サイドプレスAirスタンドの異種対抗試聴会 (自作バックロードホーンスピーカーと自作スタンドを迎えて) | ||||||||||||||||||||||||
2014.12.22 試聴室でとても興味深い試聴会を行いました。 同じ県内に住むSpc様が、自作のスピーカーとスタンドをお持ちになり、新型Airスタンドを用いて比較試聴をなされました。 その様子を当日の写真でお伝えいたします。(弊社のFaceBookページで公開したものと同等の内容です) ======================================================================================================== 12/22 異種格闘技的な試聴の雰囲気です。 お客様(Jpnorg Spc様)が持ち込まれた、弊社試聴室初登場の8cmユニット使用のバックロードホーン方式スピーカ―システムと自作スタンドとの比較試聴を行いました。 FAPS側は似たようなサイズのユニットを使ったパイオニアのピュアモルトVPをAirスタンドにセットしてお迎えしました。 結果を最初に言いますと、非常に楽しい企画となりまして、勝敗無しです。 音の作り方、アプローチがまったく違ったもの同志の組み合わせ勝負という印象でした。 うちのスタンドは最後に音を出すスピーカーを可能な限り色を付けずにスピーカーや上流側機材の音を出してあげるというやり方。 一方のバックロードホーンは最後の音出しで強烈なフィルターを付けてスピーカーシステムの音を徹底的に主張するタイプ。 私の結論は、そういうものはそれぞれ別のものとして楽しんだ方が良い!です。 好みの問題というよりも、別な存在として認めてあげるべきと思いました。 通常の小型スピーカーをうちのスタンドに乗せると、明らかに明瞭に余計な響きが少ないクリアな音になります。 上流側機材、音源の録音状態及びセッティングの変化に極めて敏感であり、その違いが出やすくなります。 バックロードホーンタイプは最下流での色付けが極めて大きいため、上流側機材や音源の微妙は変化は出しにくいようです。 どちらの特徴も長所兼短所とも言えること、最後は音の好みの問題になるのかなと感じました。 自分の音に慣れていたSpc様は、Airに乗った音に新鮮な印象を持たれたようですが、私には、ちょっと中途半端な印象となりました。 商売っ気皆無ですが(笑)、今回はうちのスタンドをお勧めしませんでした。 私自身が初めてのバックロードホーン体験だったのですが、その特性は理解できました。 次回があれば、FAPS流のやり方で更に良い音を引き出せそうと思っています。やり方はナイショに(笑) 来られたSpc様もご自分のブログに試聴会の感想、サイドプレススタンドとバックロードホーンの相性に関する感想(2)を書かれています。 お互いになるほどなあと感じ、サイドプレスの利点もご理解いただけたたうです。 比較的近い所にお住まいなので、多分次もあります! 楽しみです。
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