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 実験テーマ2  ブリロンのバスレフポート改造  by FAPS 

FAPSの試聴室に設置してある初代初期型ブリロンは、度重なる改造・悪戯を経て
オリジナルとは程遠い状態になっています。

店主のオーディオ師匠からは邪道である! ブリロンを台無しにした! と
お叱りを頂くこともあります。

今となっては、元に戻れない我がブリロン、こうなったら・・という訳ではないのですが
チューンという名の下に思いつく様々な手を入れています。

今回は、バスレフポートの改造!   うまくいった部類の改造に入ります。 

●改造に至った経緯 

 試聴室で使っているB&WのN805というスピーカーの特徴の一つがホーン状に開口したバスレフポート。
 表面にはゴルフボールのようなディンブル模様があります。
 これがバスレフポートから出る干渉音を減らしているとか。

 ブリロンの背面ポートは・・・・ バッフルに丸パイプが刺さっているだけ。
 ちょっと真似してみようか・・というのがキッカケです。

今回の改造も不可逆的な改造になりますので、真似をされる方は、すべて自己責任でお願いいたします。

改造手順 写真 内容
準備 原材料です。
2本使います。

加工用具は、
・ホットメルト
・カッター
・ハサミ

実験対象 ブリロンの背面バスレフポートです。

何の変哲もない穴です。

改造1 ポートにあわせペットボトルを切断します。

ポート側は、少し小さめに

高さは、30mm程度です。

改造2 ホットメルトで仮付けします。

ペットボトルの水滴は、
拭くのを忘れただけです。

改造3 ある程度の高さ(8mm位)までホットメルトを塗り重ねます。

ペットボトルの余長部をハサミで切り取り、丸く整形します。

ポート側もポートの円形に合わせて切断します。

改造4 周囲にホットメルトを重ね塗りし、表面の凸凹をホットメルト機のノズルを使い溶かしながら整形します。

全体に曲面になるようにしてください。

バスレフポートとの接合部分にも薄くホットメルトを塗り、追加部分との段差をなくすようになだらかに仕上げます。

 

改造4 改造終了後の外観比較
改造5 開口部の形状が分かるようにマジックを塗ってみました。

改造前後の違いがわかると思います。

試聴結果
ブリロンは低音再生時にバスレフポートから猛烈な勢いで空気が噴出します。
ポートから30cmほど離れて聞いていると顔に風が当たり髪の毛が動きます。

改造後の体感できる大きな違いは、風の吹き出しが拡散されていることです。
オリジナルのようにに突風が吹くという感じにはなりません。

ポート側で音を聞くと、オリジナルはポートの反響音と共に風切り音が混じったような濁った音が聞こえます。
改造品は、ポートの存在がわかりません。正面から聞く音と同じように自然な音が聞こえます。

リスニングポジションから聞いた再生音も一段とスムーズさが増したように感じます。
重低音域の表現が今までより明らかに深く沈みこむ感じになっています。
バスレフポート部分での余計な負荷がなくなり、
その結果、音が素直になり、豊かになったというところでしょうか。

外観は今二つのできですが、音的には良くなったと自信を持っていえます。

 この改造は、正解でした! お勧めできます。

 

開口部には玩具のラッパのようなものを使うと面白いかもしれません。

今回はホットメルトで接着してしまいましたが、エアコン用の真空パテ等を用いて、効果を確認し、気に入ったらきちんと取り付けるというやり方もあると思います。

いろいろ試してみてください。
あくまでも自己責任で!
下取りを予定している人は
真似しないでください!