Side-Press Mini スタンド/MiniProスタンド 取り扱い説明書 (Ver.2.1) 

デスク スピーカースタンド
標準ミニスタンド ミニProモデル ミニ究極チューンProモデル

この度はSide-Press Mini スピーカースタンドをお求めいただき、ありがとうございました。
本説明書は、Side-Press Miniスタンド及びMini Proスタンドの組立て方法と取り扱いの方法について記述したものです。
 
ミニスタンドは、各種オプションパーツの使用により様々な応用セッティングが可能です。
本マニュアルでは基本的なセッティング方法についてご説明いたします。

※本マニュアルは、随時更新させていただいております。 最新版はミニスタンドのページからご参照ください。

 Side−Press Mini スピーカースタンドのご使用に際してのご注意事項 

●転倒に関すること
本スタンドは、スピーカーの脱落及び転倒しにくい構造としてますが、脱落・転倒防止を保証するものではありません。
地震等の災害発生時は、安全な場所に置く等の処置を講じてください。

●スピーカー表面塗装の損傷等について
本スタンドは、スピーカーエンクロージャー表面に直接接触する硬質ゴム、及びポリウレタン製の座を使用しています。
光沢塗装等の表面塗装が行われているスピーカーに使用した場合、圧迫痕が残る可能性があります。
・また通常のスピーカーにおいても過度の圧迫力で使用した場合、あるいは比較的高温の環境で使用した場合、
 硬質ゴムによる圧迫痕が残ることがあります。(圧迫痕は、中性洗剤等で簡単に落とすことが出来ます)
・スピーカーを直射日光が当たる場所にセットした場合、スピーカーボックスの塗装が紫外線焼けを起こして退色することがあります。
 この場合、側面圧迫部分は当初の塗装色が残っているため丸い痕跡が見えることがあります。
 特に新品スピーカーの場合は、直射日光下でのご使用はお避けください。


●スパイクによる負傷の可能性について
本スタンドのベース部分には、鋭角のスパイクが使用されております。
手指等に刺した場合、負傷する恐れがありますので、十分にご注意願います。

●発錆について
本スタンドは、スチール製です。
結露する場所、湿気の多い場所でのご使用は、錆発生の原因となりますのでご留意ください。 

●サイドプレススピーカースタンド、使用上の注意事項(定期点検)について

本スタンドは、ボルトとナットの締めつけによりスピーカー及び各部品取り付ける構造となっております。
このため、使用時のスピーカー振動に伴いネジ部の緩みが発生いたします。
異常がない場合であっても、定期的にスピーカーの取付状態等を確認するようお願いいたします。

(1)使用中の点検頻度について
 ・本スタンドはボルトとナットにより締めつける構造となっているため、使用に伴いネジ部の緩みが発生いたします。
 ・外観的に異常がない場合であっても、1ケ月に一度以上の頻度でスピーカーの取付状態を確認するようお願いいたします。
 ・
スピーカーの入れ替えやスタンドの移動を行った場合には、必ず各部の取付状態の確認と手直しを行ってください。


(2)使用中の点検方法
 ・スピーカーを前後左右に揺すって頂き、スピーカーが動かず、押し座がきちんと接触していれば問題ありません。
 ・スピーカーがずれ、押し座面にガタがある場合は、押し座を少し強めに押しつけ直すようにお願いいたします。

(3)スピーカーのずれ落ちの要因
  以下のような要因が絡んでスピーカーのずれ落ちが発生する可能性があります。
 ・スピーカーが左右に傾いて取り付けられたため、使用中のスピーカーの振動によりスピーカーが動き、
  結果的に押しつけ力が弱まった。
 ・セッティング時の側面押し座の押しつけ力が弱かった。
 ・押し座部分の馴染み、ゴム収縮等により長さが短くなって押しつけ力が低下した。
 ・室内暖房によりスタンドが温まってスタンド本体の熱膨張が起き、側面押しつけ力が低下した。
 ・その他

(4)自重受け座位置について
 ・自重受け座位置は、スピーカーの重心より手前(スピーカー前面寄り)に設置してください。
  万が一スピーカーがずれた場合でもスピーカーはスタンドに尻もちをつくような状態となり落下を防げることがあります。
  重心位置より後ろに自重受けがある場合は、スピーカーは前方に落下し、破損する可能性が大きくなりますのでご注意ください。

(5)保証について
 ・スピーカーがスタンドから落下した場合のスピーカー、機材、床面の破損、怪我等は保証の対象外となっております。
  ・ネジ部の緩み等については十分にご注意くださるようお願い申し上げます。 


1.Side-Pressの仕組みとセッティングについて

Side-Pressスタンドは、スピーカーの重さをスピーカー下部の自重受け座で受け止め、
スピーカーの前後左右の倒れを左右の押し座で防止・調整する仕組みになっています。
側面の押し座は、あくまでも倒れ防止ですので極端に強く締め付ける必要はありません。
 
締めつけ過ぎにより支柱ネジを破損させてしまう事例がありますのでご注意ください。
(締めつけ過ぎによる支柱ネジの破損、押し座の破損は保証対象外です。)

(ご参考)
 スタンド支柱の上部は、以下の理由で製造時に多少内側に向けてあります。
   ・適正な押し付け力を確保すること。支柱の反りを押しつけ力として使っています。
   ・スピーカー取り付け後にスタンド支柱が外側に曲がる程度を少なくするために意図的に行っております。
 


2.同梱部品の確認

最初にスタンドに同梱されている付属品の確認をお願いします。

□ 標準ミニスタンド付属品

  1セット(スタンド2台)分

@標準タイプ側面押し座 (60mm) 4本    
A自重受け座 (樹脂受け面付き自在受け座) 2本
B鋭角スパイク 6本  
C黒檀キューベース 6ケ   
Dナット 16ケ
Eスパイク
延長用長ナット 6ケ    
F延長ナット取り付け用直ネジ 6ケ  
G6角棒レンチ 1ケ
Hスパナ  1ケ  
Iマニュアル兼保証書(本書)
 
□ MiniスタンドProモデル
     付属品


  1セット(スタンド2台)分
@プロType55押し座 1式(4ケ)
Aベース用100mm鋭角ロングスパイク 6本
Bスピーカー自重受け用100mm鋭角ロングスパイク 2本 
C黒檀キューベース 6ケ
Dアルミ円板 2枚
Eナット16ケ 
F
角棒レンチ 1ケ
Gスパナ 1ケ
H
マニュアル兼保証書(本書)
 
□ 究極チューン 
     ミニスタンドPro付属品


  1セット(スタンド2台)分
@ProType55押し座 1式(4ケ)
Aオプションベース  2枚
B220mmスパイク 6本 
C100mm鋭角スパイク 2本
D黒檀キューベース 6ケ
Eナット36ケ 
Fアルミ円盤2枚
Gスパナ 1ケ
H6角棒レンチ 1ケ
I
マニュアル兼保証書

 


3.スタンドの組立て方法

スタンドの組立ては、以下の手順で行います。
(1)スタンド部品の取り付け
(2)スタンドへのスピーカー取り付け
(3)スピーカー取り付け位置・角度の微調整
   
   

     標準ミニスタンド      ミニProモデル (2012年2月発売)         究極チューンモデル


3.1 スパイクの取り付け

注意 !  セッティング時に誤って足指等に刺さないように十分にご注意ください。

スタンドを倒した状態でスタンドベースに水平調整用のスパイク付きボルトを取り付けます。
以降のセッティング作業は、付属の黒檀キューブを使用して床面等へのスパイクによる傷付きを防いでください。
 
ネジ穴に塗装が付着して回りが硬いことがあります。
その場合は、下図のように付属の六角棒レンチを使用して回してください。

 

40mmスパイクの取り付け例  ボルトの頭部分がスタンドの表面に合う程度にするのが標準です。

付属のレンチを使い、ロックナットを軽く締め付け回り止めを行います。
スパイクネジのロックは必須事項です。
ロックしないとネジのガタに起因する音質劣化が起きる場合があります。

 

同様に3箇所のスパイクを取り付けます。スタンド前方には3箇所のネジが切ってあります。
この穴は、スパイク取り付け及び自重受け座取り付け兼用となります。
お好みの場所にスパイクを取り付けてください。通常は、下の写真のように最前部に取り付けます。

 

ミニProモデルスタンドのスパイク取り付け方法

ミニProモデルスタンドはベーススパイクとして、100mm鋭角ロングスパイクを使用します。
以下のように取り付けてください。

  

ロングスパイクを使用する場合は高音質を得るために、ロックナットは上側だけに使用します。 

注意!
スタンド全体の水平状態の最終調整は、黒檀キューブをセットしてから行います。
この時点では、ロックナットはスパイクが回らない程度に軽く締め付けておいてください。


 Proタイプのミニスタンド 及びオプション部品等を使用したスパイク部分のセッティングは、第4章以降をご覧ください。


3.2 標準ミニスタンドのセッティング

下部自重受け座、側面押し座及びスピーカーの取り付け

スタンドを立てた状態で下部自重受け座を取り付けます。まだナットは締めないでください。
スピーカーを仮セットするために下図のように厚さ15mm程度の本などを置いてください。

本の上にスピーカーを静かに乗せ、セット状態の確認を行います。
支柱内側からスピーカー側面までの距離を予め測っておいてください。

自重受け座のネジ込み量を調整することにより、スピーカーにお好みの角度を与えることができます。
側面押し座を締付けるまでは、スピーカーを落とさないように気をつけて作業してください。

 

一度スピーカーを降ろし、側面押し座を取り付けます。
下図のようにプラスドライバーを使って押し座中心を回すと作業が楽です。
支柱内側から押し座ゴム面までの寸法が、前の行程で測っておいた寸法よりも少し短めになるように
少し余計にねじ込んでおきます。

スピーカーが重い場合や内側にナットが入る場合は、下図のように両側にナットをつけてください。
この時点では、すべてのナットを緩めておいてください。

■Type35座を使用して幅の狭いスピーカーをセットする場合

下図のように延長用長ナットを直ネジを使用して取り付けて使ってください。
高ナット側に約5mm飛び出すようにボルトをねじ込みます。
(ネジが硬い場合は、付属の6角レンチを使ってください。)

高ナットを取り付け、付属のスパナを使用して軽く固定します。
ネジ長さ35mmの側面押し座とロックナットを下の写真(右)のように取り付けます。

 


■側面押し座の長さについて

このスタンドで使えるスピーカーの幅は、82〜192mです。選択いただいた側面押し座により幅は変化します。

標準添付のネジ長さは60mmのType60座の場合は、124〜192mmです。
Type35座単体で使用の場合は、 174〜192mm。
Type35座と35mm延長ナットを併用した場合は、 82〜123mmとなります。 

内側ナットを使用しないで外側ナットだけで押し座を固定することもでき、最大スピーカー幅202mmのものも使えます。
但し、外側ナットを締めすぎると支柱ネジ部が破損してしまい、取り付けできなくなることもありますのでご注意ください。

幅が広めのスピーカーの場合、支柱外側へのネジの飛び出し量が増えます。
気になる場合は、金鋸で切断することもできます。


3.3 スピーカーと側面押し座の調整方法

スピーカーの背面もスタンドと平行になるように調整します。

側面押し座のロックナットは、すべて緩めておきます。

スピーカーがスタンドの中央に来るように位置を調整しながら、
押し座根元のナットを指先かレンチで回して、左右の押し座を交互に押しこんでください。

スピ−カーがガタ付かなくなり、スタンドに固定されるまで少しずつ締めてください。

最後にレンチを使って”非常に軽く”締めつけてください。
指一本で回し、少し重くなったと感じる程度の締め付けで十分です。

下のように樹脂リングが変形するほど締めるのは、締め付けすぎです。

最適状態は、スピーカーを強めに押した時に少しずれる程度です。
力を入れて回すと支柱が外側に広がり過ぎてしまいます。

調整が終わったら支柱両側のナットを軽く締めて押し座をロックします。

注意
●支柱は、薄肉の中空パイプになっており、そこにネジ溝を切ってあります。
  強い力でネジを締め過ぎると押し座のネジ、支柱のネジを破損する可能性があります。
●必ず支柱の外側のネジ穴にもネジが通るようにしてください。
  内側だけを使用するとネジ溝を破損する可能性があります。

スピーカーの下に置いてあった本を抜き取ります。
スピーカーを前後左右に揺すり、ガタつきや押し座面の緩みがないことを確認します。
次に自重受け座の高さでスピーカーの角度を調整します。

スピーカーは、側面押し座を中心に簡単に回ります。

最後に自重受け座と側面押し座のロックナットを軽く締めて固定します。

以上でスピーカーの取り付けは終わりです。 
スピーカーを前後左右に揺すり、ガタつきや押し座面の緩みがないことを再度確認します。


3.4スタンドの水平調整

設置場所の平行状態や、黒檀キューブの穴深さのばらつき等により平行が取れない場合があります。
スタンドとスピーカーを実際の設置位置に置き、水平状態の調整を行います。

スタンドの水平調整は、ホームセンター等で売られている水準器を使用し、
スパイクの飛出し長さを調整して行います。

適正な水平が取れた時点でスパイクのロックナットを締め付けます。


4.Proタイプ押し座、自重受け用ロングスパイクの取り付け方法

本章は、Proタイプのミニスタンドをお買い上げになった場合の部品取り付け方法を記載してあります。
(写真はサイドプレススタンドのマニュアルを流用しています)

標準タイプの側面押し座とProタイプの側面押し座は、取り付け方法が異なりますのでご注意ください。

 ●Proタイプ 側面押し座  

 

 押し座と軸が固定されているタイプです。
 スタンド左右支柱の下側2カ所の貫通穴を使ってセットします。

 スピーカーの振動を確実にスタンドに伝達できる高音質押し座です。
 押し座(スピーカー)が回転しないため、スピーカーが傾かず、
 側面下部を保持するリフトアップセッティングに対応できます。
 支柱内側のナットを締めることにより、押し座を押しつけます。 
  ※側面が平行なスピーカー専用の押し座になります。 

 
●標準タイプ 側面押し座

 

 軸と座の間に樹脂ワッシャーが組み込まれています。
 押し座部分と軸部分が回転するタイプです。
 スタンド支柱のネジ穴を使ってセットします。
 押し座根元のナット部を回すことにより、簡単に押しつけ力を
 調整することができ、スピーカーを任意の角度にセット出来ます。
 調整後に支柱内外のナットをロックします。
 ※断面が水滴型や台形のスピーカーに使える場合があります

■プロタイプ側面押し座使用時のスピーカー幅について

ミニスタンドProモデルでプロタイプ押し座使用時の取り付けできるスピーカーの幅は、以下となります。

プロタイプ55(ミニProモデル標準添付) : 155〜204mm
プロタイプ35 : 190〜204mm
プロタイプ85 :  90〜204mm

4.1 側面押し座の取り付け高さについて

●側面押し座の取り付け穴の種類について
 支柱の下側2カ所 : Proタイプ押し座取り付け穴

スタンドの左右支柱には、上下に5カ所の側面押し座用の取り付け穴が開いています。
上の3か所は、標準タイプの側面押し座を取り付けるM8のネジ溝が加工されたネジ穴です。
下の2カ所は、Proタイプの側面押し座が簡単に使用できるネジ溝のないストレートな貫通穴となっています。
 
側面押し座は、取り付ける高さを変えることによって音質も変化します。
押し座の種類と取り付け高さの組み合わせにより、お好みのチューニングを行うことができます。
 
標準タイプの押し座を使用する場合は、スピーカーのウーハーの中心高さ付近に押し座が来るようにセットするのが基本となります。
スピーカーによっては、重心位置が高い場合があります。その場合は、上の穴をご利用ください。
標準タイプ側面押し座で下方の穴を利用した場合は、スピーカーが後方に回転し、脱落してしまう恐れがあります。

Proタイプの押し座を使う場合は、スピーカー側面下部の角付近に押し座が来るようにするのが基本となります。
いずれの場合もスピーカーが物理的に安定して保持されていることを確認してからお使いください。

このコーナー部を回転しないPro押し座で支えることにより、スピーカーをしっかりと保持できると共に、
スピーカーの側板の響きを阻害しない伸び伸びとした音を得ることができます。
またスピーカーをスタンドの上方にセットするスピーカー周囲の空間が確保し易くなるため空間表現力を向上させることができます。
 
注意! セッティング中はスピーカーを落としやすいので慎重に作業を行ってください。
     出来る限り二人で作業し、一人はスピーカーを押さえているようにすると安心です。


5. ミニスタンドProタイプのセッティング

ミニスタンドPROタイプは、自重受けとして100mmの鋭角ロングスパイクを使います。
高音質なProタイプ押し座と空間表現能力を高められるロングスパイク自重受けを組み合わせた高音質セッティングです。
写真のイメージになるようにセッティングを行います。

5.1 自重受け用ロングスパイクと側面押し座の取り付け

         

プロタイプ側面押し座は、支柱下側2カ所の穴を使って取りつけます。通常は下から2番目を使用します。
この穴はネジ溝がないので最初はガタガタ状態です。

押し座の間隔は、予めスピーカーの幅を測定しておき、その値より2mm程度広くしておきます。

スピーカーを安定して乗せられるような、適切な厚さのハードカバーの本や木材を置き、その上にスピーカーを乗せてセットします。
写真はハードカバーの辞書を使って必要な高さを出しています。

自重受け座用の100mmロングスパイクを取り付けます。スパイクの先端が、本の厚さよりも2mm程度低くなるようにしておきます。
自重受けスパイクのロックナットは下側だけに使用します。

5.2 スピーカーのセット

スピーカとスタンド支柱間の距離が左右等しくなるようにスピーカーを置き、
スピーカーとスタンドの中心がほぼ合う位置に来るようにスピーカーの前後位置を決めます。
自重受け用のスパイク位置は、スピーカーの重心位置よりもスピーカー側に来るようにします。

     

静かにスピーカーを降ろし、スピーカーを落とさないように気を付けながら左右の間隔が等しくなるように押し座の長さを調整します。

5.3 位置調整とナット締めつけ

   

スピーカーが動かないようにチェックしながら左右の支柱内側のナットを時計方向に回し、
左右の押し座がスピーカーと平行に接するよう、また均一な力で挟みこむようにします。
 
時々スピーカーを揺すり、押し座とスピーカーが均一に接触するようにします。
左右の押し座がスピーカーに接触してから90度程度ナットを締めつければ十分です。
締めつけた後に指に力を入れるとスピーカーを動かせる程度の軽い力です。
 
注意! 締めつけ過ぎは、機器の破損や音質劣化の原因となりますのでお避け下さい。

スピーカー底面保護用のアルミプレート取り付け
 

自重受け用のスパイクの先端にアルミ円板を差し込むようにして取りつけ、スパイクを回してアルミ円板を固定します。

慎重に本を抜きとり、アルミ円板とスピーカーが落ちないことを確認してください。
スパイクを回転させ、スピーカーが水平(あるいは少し上向きに)なるように調整します。

 

水準器等を使いスピーカーの水平を確認します。お好みで仰角を与えても構いません。
スピーカーの傾きは、自重受けスパイクの長さを調整することでお好みでセット出来ます。

傾きが決まったら側面押し座及びすべてのスパイクのロックナットを軽く締め付けてください。
 
セッティング終了の状態

 

最後にすべてのナットがロックされていることを確認します。
これでProタイプ押し座によりリフトアップセッティングは終了です。


6.オプション部品等を使用したセッティング  

スピーカーを床面から遠く離し、スピーカー下部の空間を広げることにより音質の向上が図れます。

本スタンドのネジは、すべてM8です。市販のボルトをお使いになる時はM8をご利用ください。
使用するスパナのサイズは、13mmです。

6.1 標準ミニスタンド : スパイク延長用長ナットを使用したアップセッティング

添付した35mmの長ナットをスパイク部分に使用して音質の調整を行うことができます。

付属の30mmの直ネジを使用して延長ナットを取り付け、
その先にスパイクを取り付けて使用します。

左の写真を参考に、高さを変えて音質のチューニングを試してみてください。

 

6.2 オプションの別売延長ボルトを使用したHigh Positionセッティング

別売の延長用ボルト・ナットセットを使用します。下の例を参考に組み立ててください。

スパイク延長のイメージ

部品の組み立て方 レンチ用の6角穴がある側を上にして使用ください。

標準セッティングに比べ、機械部品の組み合わせが多くなります。
各ネジ部、ロックナット部はダブルスパナを使用して、確実に締めつけてください。
締め付けが甘いとネジ部分の振動・鳴きが発生し、音質を劣化することがあります。

ダブルスパナによりロックナットの締め付け例

6.3 オプションベースを使ったセッティング

 オプションベースセット

別売のオプションベースや100mmロングスパイク等を使って更に空間表現力を向上させられます。
部品の組み合わせや使いこなしは自由ですが、下の写真を参考にセッティングしてください。

オプションベースの使用イメージ
オプションベース付きミニスタンド 究極チューンミニスタンド

7.スタンド位置のセッティング

スピーカーを正しく取り付けても、スタンド位置のセッティングがずれていると良い結果は得られません。
セッティングは、
 ・お使いになられているスピーカー
 ・部屋の大きさと構造
 ・リスニングポジション
 ・お使いになられている機材の特徴
等が、関係してきますので一概にこれがベストとは言えない難しさがあります。

ここでは、Side-Press Miniをより良くお使いになられるための基本的で経験的なセッティング方法と
チューニング方法を参考までご紹介いたします。

●スタンドの設置位置について
 ・可能な限り前後左右のスペースを広く取ってください。
 ・スタンドの直ぐ隣には、アンプ等の機材を置かないようにしてください。
 ・スタンド間に置かざるを得ない場合は、SPが前方にくるようにしてください。

●スタンドの方向について
 ・Side-Press Miniは、基本的に内振りでご使用ください。
 ・スピーカーの中心線がリスナーの頭の方向に向いていることが基本です。
 ・ツイターの音が強く感じる場合は、多少外ぶり、上向きにすると良いでしょう。

●スピーカーケーブルの固定について
 Side-Press Miniの支柱は、音楽演奏中に相当に振動します。
 スピーカーケーブルを支柱に固定しますと、支柱振動がケーブルに伝わり音に影響が出ます。
 スピーカーケーブルは、スタンドに接触しないようにしてご使用ください。

●設置面の強度、振動について
 スタンドの設置場所が机等の場合、机天板の鳴りが大きく影響します。
 鳴りは、スタンド下部に厚さ30mm程度のMDF板を敷くことにより改善する場合があります。

 御影石等の石材や鋳物系の金属ボードを使用すると、音質が金属的なものになりますのでお避けください。

●スタンドの位置決めについて
 
下図は標準スタンドの位置決めの例ですが、ミニスタンドも基本的に同じです。
必ずリスナーを頂点とした二等辺三角形とします。
下図のA寸法は左右の誤差が数mm程度にしてください。
 

 正三角形にするのが基本ですが、無理に拘る必要はありません。
 部屋の空間に余裕がなく、スピーカーが両側の壁に接近してしまう場合は、A>Bとした方が自然な空間表現となります。
 
 出来る限りスピーカーの前後左右の空間を大きくとることが大切であり、特にスピーカー後方の空間を大きくとることが効果的です。
 空間を広げようとしてB寸法だけを拡大するのは、音場の中間が薄くなってしまい逆効果になりますのでご注意ください。
 左右のスピーカーと左右の壁面が近い場合には、逆にスピーカー間隔を狭くした方が音場が広がることも有ります。 
 
 設置方法はスピーカーを内振りにし、スピーカーの中心線がリスナーの数十cm前で交差するのが基本となります。
  
 スピーカーの外側側面に市販のレーザーポインターを押しあて、レーザーのスポット(=左右スピーカー側面の延長線)が
 リスナーの前のターゲット上で交わるようにします。
 実際に行う場合には、リスナーの前にターゲットになるようなマークをつけた板、棒を置いて使用します。


 

●さいごに

Side−Press Miniの生み出す豊かな音場表現、自然で切れの良い音をお楽しみください。
あとは、あなたの耳とセッティングの腕前次第です。
実際に音を出し、側面圧迫の高さや位置や傾きを変更し、最良の音を出させてください。

Side−Press Miniスタンドが、あなたに新たなオーディオの道を開くことをお祈りいたします。
Side-Press Miniスタンドのご購入、ありがとうございました。

●製品に関する問合せ先
 
 〒319−1416 
 茨城県日立市田尻町2−1−2
 ファミリーアーツ ピュアサウンド
 電話    0294−42−9641    FAX 0294-32-5025
 E-Mail  saido-puresu@family-arts.com
 HP http://www.family-arts.com/
 

出荷確認印

  

  

 

●製品保証について     保証期間 : 納入後1年間       納入年月
 

・通常の使用において支柱の折れ、溶接部の破損が発生した場合は、無償交換とさせていただきます。
・スパイク及び押し座による、スピーカー・床面の傷、塗装等の損傷は、保証対象外といたします。
・スタンド本体の発錆、支柱ネジ溝の破損は、保証対象外といたします。
・地震・事故等による転倒、脱落等により発生した人身・機材等への各種損害は、対象外とさせて頂きます。
・出荷確認印のないものは、保証の対象外となります。