FAPS Side−Pressスタンド 1’stインプレ特集

Side−Pressをご購入あるいはご試聴いただいた方からいただいた、1’st インプレ
つまり導入直後の印象を紹介しています。
好みに合わない場合も出ていますが、参考になると思いそのまま紹介させていただきます。

インプレは、ご了解いただいたものを順次追加していきますのでよろしくお願いいたします。

インプレ集 ( 新着順です )

都内にお住いのS様 使用中のスピーカー
ディナウディオ
SP25
今までのスタンド
鋳鉄製スタンド


2005.3.28 New !      新型Side-Pressのインプレです。

都内にお住いのS様から頂いた1'stインプレをご紹介させていただきます。
新型Side−Press初のインプレです。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<  S様 1'stインプレ  >>>>>>>>>>>>>>>>>>>

週末に無事届きました。ありがとうございました。
届いてから外にも出かけずに、あれやこれやとずっと聞いてました。
すっごく良いです。さすが新型!ですね。

今までの鋳鉄製スタンドは、音に緻密さが足りないことが不満でした。
実は、オデオ仲間が従来型サイドプレスを使っていてSPは、同じSP25なのです。
それを聞かせられるたびに買おうかどうか悩んでいたのですが
新型が出ると言うので我慢してました。待った甲斐があったと思いました。

いつも比較用に使っているCDで聞き始めました。
最初は、友人宅で聞いた音と同じかな?と思いましたが、
友人宅で時々感じていた少し上ずった感じがまったくしませんでした。
HPに書いてあった音の重心が下がるというのはこのことなのかと実感しました。
従来型は、S席の前の方でかぶりつき的に聞く感じ、
新型は、座位置が少し高いS席の最上席という感じですね。
幅広い音場表現は、旧型と印象的にはほとんど同じかな
思いました。

うちには子供もいないし(まだ独身です)、床もしっかりしているので
倒れる心配はないのですが、新型は本当にずっしりと落ち着いてますね。
従来型よりも大き目ですが背が低くなっているのでまったく気になりませんでした。
塗装も良くなって少し品が出てきたように思いました。

音を出し始めて三日目ですが、最初よりも馴染んできた感じがします。
何となく静寂感が増したように感じてます。
スタンドのエージングって、聞いたことないですが
サイドプレスは、あるように思うのは私だけでしょうか。

今度は友人を呼んで聞かせますが、彼がなんと言うか楽しみです。

==================<当ショップの感想>=====================

新型Side-Press初の、インプレありがとうございました。

従来型スタンドでSP25の音を聞いているとお聞きして少々気にしていたのですが
新型の良さを感じていただいたようでほっとしました。

基本的には従来型も新型も同じ方向性で音つくりを行っております。
聞き比べて初めてわかる程度の変化と言えるレベルですが
しっかりと聞き比べると今回頂いたインプレでお書きいただいたような
明確な差を感じることが出来ます。
良し悪しではなく、表現の違いと思っていますので
友人宅との音の違いを楽しんでいただければ幸いと思います。

スタンドのエージング・・・・
確かにSide-Pressは、可動部分が多く、締め付け部品も多いので
馴染みにより音が変わる要因はあると思います。
逆に時々緩みがないことをチェックするようにお願いいたします。
特にロックナットの緩みは、音の濁りに直結しますのでよろしくお願いいたします。

 

 

千葉にお住いのG様 使用中のスピーカー
ディナウディオ
コンター1.3SE
今までのスタンド
TAOC HST-50

千葉のG様からの1'stインプレをご紹介させていただきます。
標準タイプをご使用中です。

===================== G様 1’st インプレ  ===================

最初の感想をお知らせします。

結果を先に言うとside-pressにセッティングしてから
音というより、音楽に聴き入るようになりました。聴く時間も長くなりました。

最初、細い金属のデザインは少し心配でしたが、
セッティグしてみると思ったよりスッキリまとまり、ホッとしています。
コンター1.3SEにもぴったりです。

最初に音を聴いた時、低い音が少ないというか、
重心のある響きがあまり感じられませんでしたが、
設置場所を調整してしばらく聴いていくと
音がナチュラルに聴こえてくるようになりました。

音の抜けがよくなった分、隠れていた音がよく見えて空気感もよく伝わってきます。
今までは、低音も不自然だったのかもしれません。
(今までTAOCのHST-50Hにコンクリートで高さを追加して使用)
スピーカーから離れて、部屋のどの場所で聴いてもバランス良く鳴っているようです。

ソフトによっては、エッジがきつく気になることもありました。
多分、無駄な響きが抑えられた為、
システムのボロが目立つようになったのかもしれません。
その問題はCDプレーヤーのインターコネクトケーブルを
ACデザインからカルダスに変えることで気持ちよく聴けるようになりました。

side-pressの特徴を十分に出すには周りに壁やラックなどが無い方が良いのですが
なかなか我が家では難しくて残念なところです。
音の抜けの良さと重心の落ちる低音とは表裏一体なのか
その辺のバランスが課題でこれから聴きこんで調整したいと思いますので
これからも、いろいろアドバイスよろしくお願いします。
ありがとうございました。

参考までに写真送ります。
アンプはAbsole という真空管アンプを使用しています。

FAPS スピーカースタンド FAPS スピーカースタンド



=============当ショップの感想メールの抜粋です=============

写真付きの1’stインプレありがとうございました。
使い始めとしては、なかなかの音が出ているのではないかなと想像しています。

写真を見て気づいたことですが、
下部の自重受け座もロックナットで支柱に固定していただけないでしょうか。
ネジのガタから出る音は結構響きに影響します。
同様にスパイクボルトのロックナットも確実に締めておいてください。

SPの取り付け位置がちょっと後ろ寄りという印象を持ちました。
SPのフロントバッフルが前部支柱より前に来るくらいまで前に出したほうが良いような気もします。
側面押し座が後部バッフル板付近に来たほうが強度的にも良いです。
それにしても側面押し座ボルトの長さがドンピシャリという感じ良く合っていますね。
鏡面仕上げによる映りこみも良い方向に作用しているように思います。

音の抜けの良さと重心の落ちる低音とは表裏一体なのか・・・
これはないと思います。
セッティング次第で床に落とし込むような抜けの良い低音も出せます。

部屋の制限もあるとのことですが、スタンド位置をもう少し前に出して
後方のスペースを拡大すると良い結果が出るかもしれません。
出せるものなら後部支柱がラックの前に来る程度にして
SPを少し内振りにしてはいかがでしょう。
SPもほんの少し上向きに傾けて試してみてください。
スパイクは、ベースを足で踏みつける位にしっかりと床に刺して頂いた方が良い結果が出ます。
側面押し座の高さもう一つ上の穴の方が良いかもしれません。
失礼とは思いますが気づいたことを列記させていただきました。


=========== この後に頂いたG様メールでのご報告です========

写真撮影のあと、現在は、後部支柱がラックの前に来る程度
(後ろ壁から支柱まで約56センチ)にセッティングしています。
やはり、最低それくらい離すと良いです。まさにご指摘の通りでした。

 

奈良にお住いのI様 使用中のスピーカー
PIONEERのS-07
今までのスタンド
TAOC社スタンド

奈良にお住いのI様から頂いた1'st インプレを原文のまま紹介させていただきます。 
当ショップの感想は、I様にお出ししたご返事メールの一部です。
最初のインプレと再セッティング後の二つの1'stインプレを頂いております。

お使いのスピーカーサイズが(幅24cm・高さ47cm・奥行28.5cm)のため
WIDEタイプのSide-Pressをご購入いただきました。
真空管アンプをお使いです。


==================== インプレ(その1) =======================

Side-Pressスピーカースタンドが無事に到着し、
早速セッティングを行っておりました。

セッティングがかなり難しいですね。
敏感というのもありますでしょうし、
stereo誌に「分析的」と記載され、ホームページでのインプレとあわせると
イメージが湧かなかったのですが、一聴してなるほど、と思わせる音ですね。
リスニングポイントが大幅に変わったこともあり、
現在は何度も位置を変えたり仰角を少し変えたりと苦戦しております。

最初の印象は音場は確かに広がるのですが何かの違和感を感じました。
違和感というか、かなり不思議な感じですね。
妙にエコーの乗ったような人工的な感じでもあり
(これは聴き込んでいくと音の消えゆく余韻がしっかりと表現されているおかげですね) 
今まで聴こえなかった、というよりは他の帯域の音に消されていた音域が
しっかりと良く出ているのがわかります。

あと、気付いた点では、スーパーツィーターの有無が顕著に現れるスタンドですね。
スタンド自体の音が濁らないという利点に更に個々の音を際立たせる感じです。
そういった意味では購入前では雰囲気で鳴らすスタンドだと思っていたのですが
当初の思いこみと聴き始めてからのギャップが少し大きかったです。

今までがTAOC社のスピーカーベースを使用しておりまして、
どちらかというと直球と言いますか強固に固めて音を押し出してくる音から
淡々と正確に音をつむぎ出すように鳴らすSide-Pressへと変わり
セッティングの位置もリスニングポイントも試行錯誤の繰り返しです。

聴いているうちに慣れてくるせいもあってこれだ!というポイントに
たどり着くまではしばらくかかりそうです。
当方は座椅子に座ってゆっくり聴くのでLOWタイプにすれば良かったかな
と思ってしまっているのが少し難点ですね。

なんだかんだとどうしたらうまくいくのかな?と思わせる、
また鋭敏に反応してくれるスタンドだと思っています。
一番興味深いポイントと言いますか、個人的に抱いていたイメージと異なる部分では、 

確かに初回の音出しでは浮遊感と言いますか不思議な感覚になりましたが
聴きやすいように詰めれば詰めるほどインプレなどから思い描いていた
「演出系、ドーピング系のスタンド」ではなく、
「素直で実直でスピーカーだけでなく
スタンドそのものの存在(というよりは個性ですね)を消す方向性のスタンド」ではないか?
 と思っています。

これから時間をかけて煮詰めていきたいと思います。
ありがとうございました。

==================<当ショップの感想>=====================

最初ですのでちょっと苦労されているようですね。
TAOCからの乗せ変えですので、違和感が多く混乱なさっているのかも知れませんね。
再生レベルも相当に違ったのではないでしょうか。

ちょっと気になっているのが先にお聞きしていた弁慶ベースです。
かなり大き目の鋳造ベースと思いましたが、結構効いて(別の鳴りが出ている)のではないでしょうか。
適当な板に直接スパイクを刺したほうが音の重心が下がるような気がします。
機会があったら試されてはいかがでしょうか。

ステレオ誌でもベースを外したら低音が良くなったというような表現がありましたが、 
Side-Press標準は、ベースなしです。

高さのことは、結構音像が上方にも伸び、等身大の歌手が立っているような感じになりますので、
最初は気になると思いますが慣れるとこれが正しいと思えるようになると思います。
SPは傾けずに平行設置の方が良い場合があります。
いろいろと試して見てください。


======================= インプレ(その2) ==================
(上の当ショップ感想を参考にI様が試された感想です)


ところで「Side-Press標準は、ベースなしです。」
とのことで、スパイクベースを使用せずに直接設置してみましたところ
好結果でしたのでご報告致します。
「音の重心が下がる」とのことでしたがまさしくその通りでした。

使用していたスパイクベースが合わなかったのもあるかもしれませんが
セッティングに苦労していた際の
上方から音が降り注いでくる違和感や擬似サラウンド効果のような
不自然さも少し有り、苦心していたところもあったのですが
床に直接設置したところ、そのような不自然さも無くなり、
前回報告しましたとおりリスニングポイントが低い位置なのですが
きっちりと違和感なく上下まで音が広がり大変安心して聴けるようになりました。

音源自体の重心が下がった感じですね。
前述のように少しふわついたところがあったのですが
変更により腰の定まったどっしりとした音へと変わり、同時に音の重心も下がった感じで
大変満足した結果となりました。
標準でベースなしと仰っていることがよくわかりました。
ステレオ誌でもベースなしの方が好結果との記載でしたが
設置接触点の重要さを痛感させられました。

床がフローリングのためスパイクベースを使用したのですが
直接設置ですとやはり問題がありますので
ホームセンターで程よい幅のフローリングパネルをカットしてもらい
床に敷いて使用しております。
セッティングに苦労するかと思っていましたが、
お勧めされたとおりベースなしにするだけで好結果が得られましたので
報告させていただきました。
ありがとうございました。

===================<当ショップの感想>===================

再チャレンジ後の感想ありがとうございました。
良い結果が得られたようで安心しました。

スパイクをフローリングカット材に刺したのは正解だと思います。
床面が板の場合は、そこに密着するような板を用意してそこに刺す手法は、
我が家でも採用しています。
特に凝ったボードでなくても効果がありますね。
他のユーザさんも一度試されると良いと思います。

 

U様

使用中のスピーカー
B&W MATRIX 805

使用中のスタンド:専用スタンド

    

================試聴中のU様のレポート==========WIDEタイプ==========

本日、WIDEタイプのスタンドが届きました。
こちらの都合に合わせて頂き大変恐縮です。ありがとうございました。
手際が悪く、セッティングに多少時間がかかりましたが、先程ようやく無事に音出しに辿り着きました。

使用スピーカー:B&W MATRIX 805 
専用スタンドとの比較試聴です。

一番聴き慣れたCDをかけたところ、一音でその違いに気付きました。
ライブ感と言ったら良いでしょうか。
音が機械的ではなく、とても自然な感じで力強くなりました。
クリアーで細かい音まで聴き取れて、なおかつバランスの良い音の出方です。
その辺が皆さんのコメントにもある、音量を上げてもうるさくないというところでしょうか。

”音楽が生きている”というのが何よりも素晴らしいです。


まだセッティングしたてなので、これから細部を詰めてさらにいい音を出したいと思います。

取り急ぎ、第一報でした。

======================以上です===========================

<当ショップの感想>

B&W MATRIX 805とWIDEタイプの組み合わせは初めてです。
他のスピーカーと同様の改善ができているようですね。
試聴期間は、たっぷりありますので
更にセッティングを追い込んで聞き込んでみてください。

 

N様

使用中のスピーカー:SP25

使用中のスタンド:アコースティックリバイブ

2004.11.14      試聴返却品のレポートです。

試聴品が返却されるケースは、非常に稀です。N様は、悩んだ末に返却をお選びになりました。
その際に教えていただいた感想は、そういうこともあるのだ・・・と思いを新たにさせてくれました。
Side-Pressに関心をお持ちの方にも、有益なレポートと考え、あえて掲載させていただきます。

3回にわたりレポートを頂きました。その中から音に関する部分を原文どおり紹介させていただきます。
(緑色文字部分は、こちらで追記したものです。)

==========================N様のレポート==============================

<試聴機材>プレーヤー:Marantz SA-11S1
アンプ:SHARP SM-SX300
スピーカー:Dinaudio SP25

<初期印象>

今朝、スタンドが届きました。迅速な対応、ありがとうございました。
早速セッティングして聴いてみました。
プレス位置などで色々変わるとは思いますがとりあえずのセッティングでの第一印象から。

プレス位置を深くしてスピーカーがあまり飛び出さないようにするとちょっと後ろに重心があるようです。
HPのご感想はこの部分を言ってらっしゃるかと思いますが、FAPSさんがおっしゃるように、
やや前にセッティングする方が安定し、邪魔にもならないようです。

音!ですが、非常に分解能が高く、録音の状態が極めて
明確に出てくるのには、驚きました。
見た目はちょっと頼りない(すいません)感じなのですが
作りがしっかりしていて、意外と重量もありますね。
このあたりが、スピーカーの振動をしっかり受け止め
うまく減衰or伝達しているのかなと思いました。

<スタンド比較結果>

アコリバと比較して (これしか持っていないもので)
・ハイスピードで抜けがよい
・一音一音がはっきり出る
・音場が広がる
・透明感が高く、SNが良い
・上記が影響してか、いやみがなくさっぱり味でした。

ご使用の方のインプレッションにもありますが優秀録音ほど差が出ると思います。
一方、私が聴くような下世話なソフトでは、残念ながらアコリバの方が助かります
(^^;参った。

<返却の理由について>

Side-Press導入に至らなかったこと、私も残念です。
最近は録音が?な作品が多く、上流の機器から位相やら
レスポンスやらに気を付けて揃えておるつもりですので音の出口でSide-Pressを使うと、
殆どのものが聴けなくなるほどの分解能となりました。
かといって、優秀録音を好きでもないのに聴くなんて出来ないので困ります。
音が良いスタンドが導入できないとはかなり悲劇です。

======================以上です===========================

<当ショップの感想>

Side-Pressは、多くのお客様から、上流側の音を極めて素直に表現するという感想を頂いております。

最新のデジタルアンプ等を導入されシステムの鮮鋭化等を図った場合(今回のN様の場合)は、
ソースの録音状態を含めて、システム上流側の特質が今まで以上に鮮明に出てしまったものと推定します。
最新録音では、素晴らしい音になり、録音状態が悪いものは、聞くに堪えない・・・
そういう結果も出るのも当然か・・・そう思わせられました。

逆を言えば、アナログアンプやスピーカースタンド等による味付けが以下に大きいかということだと思います。
オーディオの奥の深さ、オーディオすることと音楽を聴くことの違い・・・
そんなことを感じました。皆様は、どう思いますか。

 

K様

ディナウディオ BM6(パッシブタイプ)

使用中のスタンド:HAYAMI SB-161

 

スピーカースタンドに8万って…まあ試聴なら返送代だけだし。
と、ホントに恥ずかしながらその程度の認識でした。

低音の抜けを良くする、音色を少し乗せる、など
スタンドに求めていたのはその程度のものだったんですけど
Side-Pressはそういう次元ではないですね。
情報を目一杯搾り出すスタンドという感じを受けました。
一言で、音がリアルになりました。

聴こえる音が格段に増え、それぞれの定位も抜群です。
音場が広がる、というのも皆さんのおっしゃる通りです。
ソースに忠実な広がり方なのが良いです。

あと、最近は地震の恐ろしさを思い知らされてますが
Side-Pressにはその点でも安心感があり、非常に重要な事です。

見た目は機能美と思えば何てことはありません(笑)。

最近は住宅事情もあってヘッドホンを多用していたのですが
スピーカーリスニングの良さを思い出させてもらいました。

 

M様

DYNAUDIO SP25

使用スタンド:標準スタンド(STAND2)

 

夕食後セッティングを始めて、両方の高さ等をそろえるのに(この辺は
コツがいりそうですが)手間取り、一応セットアップして音を出し始めた
のが夜10時過ぎということで、とりあえずの感想になります。

最初は少し細かい音が出るようになったかな、というくらいでした。
標準スタンドといってもスパイクベースやその下のボード、さらには天板と
SP25の間のインシュレータ等、かなり凝って使ってきていて、
音場の広さや、音の立ち上がりやレンジ感はそこそこ出ていたつもりでしたので
まあこんなものかな、という感じで聴き始めました。

次に、低音の解像度と勢いの違いに気がついたあと、
その後は中高音の伸び、音の微粒子が散乱し始めたのが1時間後。
さらに歌手の声の生々しさに感心しているうちに2時間経っていましたが、
その辺りからはもう別次元の世界に連れ去られたようです。

他のユーザーのおっしゃるように、目の前に音が一杯に広がるというか
演奏者と私が同じ空間にいる、という感覚が現実のものになりました。
これまではどうしても感じていた、オーケストラのトゥッティでの低域の混濁
もなくなり、まるで音楽そのものが呼吸している、という感じですね。

このままでは夜中で近所迷惑になるので、本日はこの辺で。
おそらく、しばらくはエージングや、セッティングの違いでまだまだ変わって
いくと思いますが、初日にして、標準スタンドにはもう戻れなくなりました。

何といっても、SP25の潜在能力の高さを改めて認識させてくれました。
それにデザイン的にもこちらの方が標準スタンド、といってもいいくらいフィットしています。
すばらしい発明と思います。ありがとうございました。

 

I様   

ブリロン

使用中スタンド:標準スタンド

 

一聴して、音場が広がり、表現力が一段と高くなっていたのに驚きました。
いままで、ツィーターにへばりついて聴こえていた広域が部屋全体に広がる
感じについうっとりしてしまいました。
低域も今までのスタンドでは考えられない表現力です。

ただ、しばらく視聴して気になった点があります。
ついつい音量をあげてしまうと、中低域方向でびりつき、濁ったような音が聞こえてきます。
いままではこんなことなかったんですが、
アンプ・ラック類をスピーカー間に設置してある、スピーカーの背面がガラス扉で共振して
いるのが関係しているのではと考えています。

 ( 注:その後、この音はブリロン後部のスタンド取り付け穴を塞いでなかったための異音と判明しています。 )

セッティング方法をまた一から見直さないといけません。
うれしいような、悲しいような..
チューニング・視聴を繰り返してまたご連絡差し上げます。

すばらしい商品を創りだしてくれてありがとうございます。BRILON共々愛用し続けていきます。

 

 

M 様 

ブリロン

使用中スタンド:標準スタンド

 

ところでただいま午前7時ですが、まだオーディオ聞いています。(笑)
セッティングに1時間強かかってしまいました。
まだかなり小さな音でしか聞けていませんが、
出てきた音はかなりすごいことになっています。

まず音の微粒子感が相当あがっています。
それに伴い、音色が増えています。この音色が増えてるという変化は
これなであまり感じたことがありませんでした。
そしてどうやら一番不満に思っていた低音の質はかなり改善されているようです。
(今日の午後、もう少し大きな音を出してみて確かめます)

このテンション高い状態のまま徹夜してしまいました。
まだまだ寝れそうにありません。馬鹿はやめられません。(笑)

 

O様   

ウィーンアコースティックのS1

使用中のスタンド:

 

一言で言うと、「大変にすばらしい、想像以上であった」です。

先ず、今まで聞こえなかった音がはっきりと聞こえてきます。
また皆さんおっしゃっておられると思いますが、音場が圧倒的に広がります。

気になった点は、アンプのパワー不足を感じるようになったことです。
当方のスピーカー、あまり高いものではありませんが、ウィーンアコースティッ
クのS1は、能率としては89dbくらいですが、アンプを約18wの300Bpp真空管アン
プで鳴らしております。ステルス導入以前はあまり力不足を感じなかったのです
が、ステルスにしてから、特に大編成のオーケストラなどで明らかに力不足を感
じるようになりました。まあ、前のスタンドでは、大音量にすると箱鳴りを押さ
えることが出来ず、ロスをしていたのですが・・・。
アンプを40Wくらいの多極管PPアンプに変更すれば良い感じがしますが、
三極管の透明感がとても好きなので悩み所です。

現状のセッティング位置は、ホームページに掲載されているブリロンに準じて、
左右のプレス位置はスピーカーの高さの真ん中くらいでかなり背に近い位置で押
さえております。曲によっては低音がブーミーになるものがありますが、基本的
には包まれる感じの質の良い低音が出てくると感じます。また、ステルスはあま
り内振りにしない方が音場感が出てよい、と思います。内振りをすると、音像が
小さくまとまり、広がりが無くなる感じがします。

もう少し聞き込んでから、正式な感想をお送りしたいと思います。
その時には一度写真を撮ってお送りします。

以上、まだ試行錯誤の最中なのでまとまっておりませんが、第一印象をお送りします。

一点私の女房からは、音はいいんだけど、見た目がねぇ」という言葉がありまし
た。特に、サイドプレスのねじが見えているところが良くないみたいです。構造
上のポイントだけになかなか難しいですねぇ。

 

S 様

MONITORAUDIO studio2

使用中スタンド:ALPHASON



Side-Press早速セッティングの上使っております。
よく聞くのはJAZZとROCKです。

はじめ出てきた音の印象は、音が細くなったかなと思ったのですが、
よく聞くと無駄な音が取れていて、ベースは深く沈みこむ中にも芯があり、
シンバルはその揺らぎが見えるようで、ボーカル、管弦楽器はその息遣いが聞こえるようになりました。

目指す音は音場感がありながら、演奏者の熱気が伝わるような再生です。
(ちょっとわかりにくいですが、音場を重視するあまり演奏の熱気をスポイルしてしまうような音は苦手なので)

 

S  様

Dynaudio Special 25

使用中スタンド:山本音響木製スタンド


実は今日は明日からの出張準備でゆっくり音楽を聴いている時間などなかったは
ずなのですが、ついついずっと試聴してしまいました。

すばらしいのひとことです。聴き始めるまでは、
リスニング・ポイントと比べると高すぎるように感じたスタンドですが、
いったん聴き始めると全くの危惧だということがわかりました。

それどころか、演奏者がステージに、私がホールのシートでいるような錯覚に陥りました。
スケールが大きくなったというよりは音に包まれるという感覚です。

これまで使ってきたも美音のお化粧がつき、
豊かなひびきで音楽を楽しませてくれていたのですが、
サイドプレススタンドはそれとは全く別の方向から
リアルスケールに近い音楽を再現してくれているように感じました。

サイドプレスの方が、送り出し側機器の違いをはっきりと反映した音になっているのも特徴的です。
ニュートラルに送り出し側機器の性格を反映しているといえばいいのでしょうか、
これまで微妙な違いだと思っていた差が浮き彫りになりました。
最近オーディオ趣味を復活させ
試行錯誤しながら徐々にシステムをくみ上げていっているのですが、
サイドプレススタンドによってシステムのまとまりのなさがあばかれてしまいました。

9月頭にオーディオ好きの友人が遊びに来ることになっています。
彼がどういう反応をするか今から楽しみです。

 

 

S様ご友人

使用中のスピーカー:Dynaudio Special 25

使用中のスタンド:

 

友人の初印象

さて、一昨日、オーディオ趣味の友人が我が家にきてしばし遊んで帰って行きました。
彼は以前にディナのコンター1.3SEを使っていたのですが、音場再現力に
不満を覚え現在ではティールをメインに使っています。
要するに、ディナの音場再現力に不満を覚えるほどに音場再現力を重視する趣味の持ち主なわけです。
彼はもっぱらクラシックがメインで、よくコンサートにも行っており、
ホールトーンを聞き分けられるのが自慢のようです。

その彼が、サイドプレスに支えられたSP25を一聴して、
「むむ、ディナがこれほどなるとは」と、まぁ驚くこと驚くこと。

微細情報が失われていないことをしきりと強調していました。
アルバムをとっかえひっかえし、セッティングを微調整し、そのたびに感心するのですから、
こっちは笑いがとまりません。
僕にとってはオーディオの師匠のような友人ですから、いやほんと痛快でした。

 

H様  

使用中のスピーカー: SS25

使用中のスタンド:純正スタンド

 

音の印象を純正スタンドと比較します。
純正は低音がブーミー気味です。それがある意味魅力となって艶っぽい声が楽しめます。

Side-Pressスタンドは自然な音です。
無駄な音がせず、ストレスフリーに音が広がります。
はじめは余りに痩せた音がしまして驚きましたが、暫くするとスピーカーを無視して音が広がります。
設置を手伝ってもらった友人と聞いたのですが、
目をつぶるとどこにいるのか分からなくなるとさえ言っていました。

私もある意味スピーカーらしくないオーディオらしくない
自然な音がするため不安感さえ持ってしまいました。
それとまったく聞き疲れしない音です。
逆にSS25らしい艶は失せてしまいます。
ただこちらのほうが正確な表現であることは自明ですし、
ケーブルなどで艶を付加する方向で調整することは可能だと思われます。