今回のレポートは千葉で作家としてご活躍なさっている青橋由高様のミニスタンド試聴〜導入についてのレポートです。
今回はご本人のペンネームである「青橋由高」様のお名前で紹介させていただきます。

　　　デスクトップ・ニアフィールドリスニング　：　すぴ研HDB-CHR70v2　＆　Fostex　GX-100＋　Side-PressミニProスタンド

青橋由高様はご自分のブログ　「一日一書〜青橋由高の限りない物欲　」　にてオーディオ等の記事を連載されております。
ここの末尾でご紹介させて頂いた感想部分は、ご本人ご了解の下、ブログ内容をコピーさせていただいたものです。

青橋様は、最初に電話で問い合わせをくださり、ミニスタンドをご試聴くださいました。
以下は試聴申込時に記載された内容の抜粋です。

【使用するスピーカー】　　　　すぴ研HDB-CHR70v2（もしかしたらフォステクスGX100も）
【スピーカーのサイズ・形状】　高さ300、幅175、奥行き240
【使用中のスタンド】　　　　　　吉田苑インシュレーターボードTHEBABEmk2＆サンシャインの制振シート＆黒檀キューブ
【試聴環境等】　　　　　　　　　デスクトップの超ニアフィールド。

申込みをお受けした時は、試聴スタンドが出払っており、１週間ほどお待ちいただきましたが、
貸出し中のスタンドがそのまま購入されてしまったため、新品スタンドを試聴用としてお送りいたしました。
お貸出ししたのはミニスタンドProモデルです。
ご試聴頂いた結果、何とかご期待に沿うことができ、お送りしたスタンドをそのままご購入くださいました。

青橋様の作風がうかがえる軽妙で楽しい文体もお楽しみください。　　　　レポートはこちらです。
　

都内にお住まいのＹ様から頂きましたレポートをご紹介させていただきます。

Ｙ様は最初にサイドプレスミニProスタンドをお求めになられ、卓上ニアフィールドリスニングをなさっておりましたが、
更なる音質向上等に期待されて床設置型のサイドプレスHS/NRスタンドをお求めになりました。
その結果は・・・・・　　詳細はこちらをご覧なってください＞　お客様の声

弊社では、特殊な形状を持つスピーカー専用の特注スピーカースタンドの製作をお受けしております。
可能な限りお客様のご要望を満たし、理想的な音響再生ができるスタンドをご提案させていただいております。
是非お気軽にご相談くさいますようお願い申し上げます。

今回は特殊形状スタンドの納入例の一つを御紹介させていただきます。
九州にお住まいのＷ様にお納めしたQuad社のコンデンサースピーカー用の特殊形状スピーカースタンドです。

スピーカーの詳細図面が入手できなかったため、現品から刷り取って頂いた原寸図を使い、設計・製作いたしました。

　お送りいただいた原寸図

スピーカーの底面に和紙を押し当て、底部の形状と純正スパイク取り付け穴位置を擦り取っていただいたものです。
　
スピーカーに適度で調整可能な仰角を与えたいとの御希望等も踏まえ、本図を元にスタンドの構造と形状を検討致しました。
大型スピーカー用スピーカースタンドとして定評のあるＴ−ＴＯＰスピーカースタンドを基本形とし、
設置時の安定感に加え、大型スタンドによる不要な存在感を低減するように4本脚の台形ベースイメージのスタンドをご提案いたしました。

無垢材とパイプ材を組み合わせたハイブリッド構造とし、溶接一体成形による極めて強靭なスタンドとなっております。
床面及びスピーカー底面には、プロタイプ座及びロングスパイクのどちらにも対応できる支持構造を採用しております。

ＦＡＸ等での資料送付、電話での度重なる打ち合わせを元に製作仕様をご確認頂いた後に製作を行いました。

　完成したスタンドの外形

　　正面　　　側面

設置時のスタイル及び安定感にもご満足いただくことができました。
音の純度が増し、優れた空間再現力が更に良くなったと大変に喜ばれております。

日本では、いつの間にか「ツイーター高さは耳の高さで！」ということが常識のように広く言われております。
普通の高さの椅子に座った場合には、自動的にツイーター位置も床から１ｍ以上の高さになるので問題がありません。

しかし高さの低いソファーとか和室に座った状態で「ツイーター高さは耳の高さで」を適用できるかというと、大きな問題であり、間違いであると思っています。
背の低いスピーカースタンドでは、等身大の音楽再生は非常に困難です。

以下、弊社のスタンド高さに関する基本的な考え方をご説明させていただきます。

弊社のスピーカースタンドは、ツイーター中心の高さが床から１〜１．２ｍにセット出来るように設計してあります。

床からスピーカー底面までの高さ７０ｃｍから８０ｃｍが最適であること、
この高さが日本家屋の平均的な壁面の高さ２．３ｍ〜２．４ｍに対して、最も優れた空間表現ができることを経験的に確認しています。

据え置き型のハイエンドと呼ばれる大型スピーカーの多くがツイータの高さが１．１ｍ前後にあるのは、
決して偶然ではなく優れた音響効果を追求した結果に他ならないと考えております。

しかし実際には「ツイーター高さは耳の高さで！」という考えに従い、背の低いスタンドを希望されるお客様が多いのが現実でもあります。

リスニング高さに応じたスピーカー高さの設置ができる！ということを特徴としているスピーカースタンドも多く存在しています。
それらのスピーカースタンドは、高音質のオーディオの再生を目指した機材ではなく、家具的感覚を優先したものと考えています。

私は「ツイーター高さは耳の高さで！」は間違った伝説であり、適正な高さの維持が大切であることをお伝えしています。

自分が低い高さで聴きたいから、演奏家にも低い位置で演奏してくださいと頼めますか？
自分は寝転がって聞きたいから、演奏家達に寝転がって演奏してくださいと頼めますか？

寝転がって聞くからスピーカーも寝転がせて聞きますか？
そんな状態では、きちんとした音が出ないのは明らかなので、誰もそんなことは行わないと思います。

ところが小型スピーカーの設置になると、配置の自由度が高いがために、
スピーカーを耳の高さに合わせて低い位置にセットできることを特徴としたスピーカースタンドも実際に販売されているわけです。

同じスピーカーを高さ５０ｃｍで聞く音と、弊社推奨の８０ｃｍに持ち上げて出した音は、まったく違います。
５０ｃｍで聴いた音は、音質だけではなく、全体の帯域バランスも劣化し、空間表現に関しては大きく後退してしまいます。

同じ構造で支柱の高さを変えられるスタンドがあり、カタログ等では同じ音が得られるように説明されています。
しかし実際に高さを変えて聞き比べた結果は、まったく違う音が出ていることを確認いたしました。
小型スピーカーの特長を発揮させ、理想に近い音響再生を行うためには、適正な高さに持ち上げることが必要であり、大切なのです。

ＦＡＰＳは理想の音楽再生をすべく、自社理念に基づき、音質を重視したスピーカースタンドの開発・提供を続けて行きたいと考えております。
自然な音質でありながら、驚くべき空間表現をもったＦＡＰＳのスピーカスタンドの今後にご期待ください。

弊社スタンドの寸法例及び使用事例
　

お世話になっております。
Micropure　Cz302ES　デザイナーのパストラルシンフォニー福田です。

北海道のユーザー様の貴社サイドプレススタンド事例を拝見致しました。
弊社スピーカーへの深い洞察と的確なアドバイスをユーザー様にして戴き感謝申し上げます。

実際Cz302ESはセッティングやアンプ選びに機嫌の善し悪しが伴うセンシブなモデルで、
丁度チェロのエンドピンの材質や床受けで大きく変わるように、
要領をえないと鳴らし切らずに、手放してしまうお客様がおられるのも事実です。

貴社のセッティング写真を拝見致しました。
フルレンジユニットバッフル両サイドはバッフル振動の腹にあたる部分で
ここを指で抑えると音の重心が下がることが確認できます。
ここはピンポイントです。非常に理にかなったセッテイングです。

私も御社のスタンドは、構造が斬新でなかなかイメージが掴めず、
お客様にお薦めしたことは御座いませんでしたが、
私のスピーカーによる事例を拝見させて戴き新たな発見をさせて戴きました。
今後共御社の一層のご発展をお祈りいたしております。　ありがとうございました。

福田三恭司　
パストラルシンフォニー　代表
マイクロピュア株式会社　顧問

パストラルシンフォニー様のサイトはこちらです。

　レポートはこちらからご覧になってください。

そのような経緯を経て完成したスタンドの、最近の事例を幾つかご紹介させていただきます。
スピーカー設置後のお姿をご紹介できれば良いのですが、とりあえず発送直前のスタンド本体のご紹介です。
どのようなパーツを用い、どのようなスタイルで使用されるのか、ご想像なさってください。
エッ！？　こんな設置方法、使い方があるの！？　そのようなケースばかりをご紹介させていただきます。

今回は、Ｈ様のお問い合わせから始まりました。導入の経緯と結果をご紹介させていただきます。

●2012.4.8　Ｈ様からプロタイプ押し座の導入結果についての追加レポートを頂きましたので、追加掲載させいただきました。

詳細はこちらからご覧になってください。

　2012.3.18　北海道にお住まいのＫ様のサイドプレスご導入レポート　DALI　MENTORMenuet

Ｋ様がお使いなっておられるスピーカーは、DALI　MENTORMenuetです。

初めてブックシェルフタイプのスピーカーを使ったシステムを組まれるにあたり、サイドプレスＲＢ／ＳＣをお選びくださいました。
標準仕様のＲＢ／ＳＥにMenuetのような背の低い小型スピーカーを使った場合、支柱が高過ぎることが理由の一つでした。

詳細はこちらからご覧になってください。

　　　　新型ミニスタンドフレーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミニProモデル使用例　（スピーカー　ＡＥ１　Classic）

専用チューンモデル、”ミニProモデル”も新発売です。　　　販売価格　：　組み合わせ特価　３９，８００円　！

　　側面押し座Proタイプ５５添付、ベーススパイクと自重受けに１００ｍｍ鋭角ロングスパイク採用、黒檀キューベース６ケ付属