New ! FAPS Side-Press スピーカースタンド お客様レポート
長崎県にお住まいのM様 ( B&W 805S )
今回レポートをご提供くださったM様は、B&W社の805Sスピーカーを使用されており、長く使えるBESTなスタンドをお探しでした。
気に入ったスタンドを見つけるため、これまでにも様々なスタンドを試聴されている大変に熱心な方です。
今回、サイドプレススタンドの試聴をなされ、最終的にご購入くださいましたが、
試聴前のお問い合わせ内容や、試聴に関するご意見、非常に細かな試聴感想等、
このページをご覧になっていただく皆様にも役立つことが多いため、
M様のご了解のものと、試聴前後のメールやりとりの内容も公開させていただきました。
記事中の文言は、すべて原文通りとなっております。
【 M様の試聴機借り出しの理由・質問 】
現在、B&Wの805S(現行品)を使用しており、アンプなどと同じ棚の上に置いて使用している状態です。
以前は知人に中古で譲っていただいたJBL L40を床にブロックをはさんで使用しておりましたが、
B&Wに変更して小型になったため、仕方なくアンプと同じ棚に置かざるを得ない状況です。
あまりにもスピーカーがかわいそうですので、そろそろスタンドを購入しようかと考え、探していたところ、偶然このサイトを見つけました。
当方、長崎在住ということもあり、なかなか気軽に視聴する機会もありません。
福岡などへ出かけた際にアコリバ・タオック・B&W純正までは視聴しましたが、
住宅の環境であまりにも重厚すぎたり、付帯音が気になるなどの理由で、なかなかこれなら買おうと思えるものがありませんでした。
サイドプレスは初めて見たときになんとなく大丈夫かな・・・という印象を受けましたが、
レビューを拝見していると、軽量で移動などが楽そうで、しかもCDの音そのものが出てくるということを感じました。
皆さんシステムや好みがさまざまですし、環境はそれこそ一人ひとり違うと思いますので、一度試聴した上で良ければ購入したいと考えております。
そこで、いくつか質問があるのですが、まずは試聴に関してですが
@現在のケーブルではスピーカー設置位置まで足りませんので、注文をしたのですが、来月頃に納品になりそうです。
その時期に合わせて貸し出しをお願いできますでしょうか?
Aフローリング直置きですので、どうしてもベースが必要です。
スタンドが合わなくても黒檀製ベースだけは購入してかまいませんが、試聴時に同送できますでしょうか?
また、スタンドそのものについてですが、
聴くジャンルはほぼ100% J−POPです。どちらかといえばボーカル聴きなのですが、
バラードやアコースティック、クラシッククロスオーバーものからロックなどちょっと激しいものまで聴くこともあって、
新品でそろえる1本目のスピーカーとしてモニター系でボーカルが一番好みに合う805を購入しました。
繊細な表現力も決め手でした。繊細ゆえに気難しいSPでもありましたが・・・もちろん万能な機材というのはオーディオにおいては無いと思います。
サイドプレススタンドのレビューの中でクラシック・・・特に室内楽の小編成向きのような感じの意見もありましたし、
逆にロック・POPでは合わないという意見もあり、気になりました。
好みとしてはボーカルとか低音とかがあまり前に出るよりも、
全体のバランスがきっちり取れていて楽器がボーカルをきっちり引き立ててくれたほうが好みです。
もちろんボーカルが引っ込んだ感じになっては困りますが・・・
アコリバは低音の質感十分でしたが、ボーカルとのバランスで、快く買う気にはなってません。
(セッティングでも変わるかなとも思ったのですが)純正は付帯音というか共振というか、
あからさまにこのスタンドを購入するのはどうかといった感じを覚えました。
もちろん自分の耳で聴くのが一番だとは思いますが、試聴貸し出しにも少なからず送料等かかってしまいますので、
志賀様の意見も含め、アドバイスがあればお願いいたします。
もちろん、合わないだろうと言うことであればハッキリ教えてもらいたいです。
ちなみに、当方の現在の機材などですが、
アンプ LUXMAN L505f(将来的にL−550AUに買換になりそうです。)
CDP DENON DCD−1550
SPケーブル AET SCR(取り寄せ中 現在はモンスターの3千/mくらいの物)
聴くアーティスト
島谷ひとみ(8割以上)
ナナムジカ
Fayray
柴田淳
ELT
Salyu
などですが、現状上記で全体の95%以上を占めています。
まだ、20代前半で、経済力もあまり無いので、永く大切に使える本当に良いものを慎重に選びたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
【 試聴貸出し前のご質問に対するFAPS回答 】
早速ですが、ご質問にお応えさせていただきます。
@試聴の時期について
ご希望の時期に試聴品をお貸出しすることは可能です。
ご希望の配達日をご連絡いただければ、それに合わせて発送いたします。
もし手持ちのケーブルで予めお聞きになりたいということであれば、多少の期間延長も可能です。
黒檀キューベースは、使用すると必ず傷が付くため、お買い上げいただくという条件になってしまいますが、同梱可能です。
試聴品は、805取付け用のボルトセットも添付した新品をお送りいたします。
試聴の結果、もしお気に召さないようであればご遠慮なく返送していただいて結構です。
遠方のため高額の負担になってしまい申し訳ありませんが、送料のご負担だけはお願い申し上げます。
A音質に関しては、やはりご自分の耳を信じるのが一番です。
私や、ユーザー様の感想をご自身で確認なさってみてください。
私自身がN805を常用していますが、805系のユーザー様は、極めて多く
いずれも非常に好評ですの安心して、自信を持ってお勧めすることができます。
私からのアドバイスというか、言えることは、現在の805Sの音が基本的にお気に召しているのであれば、
望まれる音を考えた場合、Side-Pressの導入は、必ず良い方向に向かうと思います。
特にボーカルを中心にお聞きのようですから、まったく問題ないと思います。
アコリバさんのスタンドのボーカルよりもはるかに実在感のあるボーカルが味わえるはずです。
どのように変化するかと言うと、嫌味な部分がなくなり、とても自然な表現になります。
当初は、音場が広がり、スムーズな音になってしまうことでエネルギーの突出感が減り、
インパクトが少なく感じるかも知れませんが、
聞くにつれて(恐らく数時間程度で)、出ている音の素晴らしさにハッとすることが増えてきます。
スタンドの高さの効果もあるのですが、等身大の歌手が目の前のステージに立っているような感じになるでしょう。
このリアルなステージ感と付帯音のなくなったスッキリした音が、
スタンド鳴り等の影響で誇張されたロック的な(?)分離の悪いゴリッとした再生音が好みの方には、
合わないと言う印象になったこともあるようです。実際には、極めて少数の方達です。
FAPS志賀
【 M様の試聴機借り出し前、2回目のご質問 】
質問ですが、805推奨方法で取り付ける予定ですが、ボルトやワッシャーなど
あらかじめ用意するつもりですが、素材などはお勧めなどはありますか?
また、セッティングに関してですが、住環境の制約があり、スピーカーの左右間が
1.5m程度となりますが、この程度でよいでしょうか?
あまり離さない方が良いとのことですが、近すぎということは無いでしょうか?
両脇に家具があり、必要最低30cm程度離すとこのようになってしまいます。
また後ろは1mほどで窓があり、ほぼカーテンを閉めている状態になります。
間には何も置かないように設置できるようにしております。
リスニングポイントは各スピーカーから3〜4m程度になるかと思います。
それから、もう一点ですが、フローリングの上に設置となりますが、
フローリングに黒檀ベースを置いてスタンドを載せて良いのでしょうか?
それとも間に何か置いたほうが良いのでしょうか?
もしフローリングに黒檀ベースを置いて良いのであれば、傷防止に
ベース底面に傷防止フェルトの貼り付けを考えています。
アドバイスなどがあればよろしくお願いいたします。
【 M様2回目のご質問に対するFAPS回答 】
805取り付け用のボルト・ナット類は、当方でサービス添付させていただきますのでご利用ください。
ステンレス製のM6、50mmのものです。
左右空間1.5mは、リスニングポイントまでの距離を考えると若干狭めですね。
幅がとれないのであれば、聞く場所を前進させた方が良いと思います。
当方の試聴室は、SP間隔1.8m程度で若干内振りにして、スピーカーからの距離は2m程度です。
フローリングへの設置は、黒檀キューベースを直接床に置き、
スタンドの振動が直接床に伝わるようにするのがお勧めです。
傷が付く可能性は少ないと思いますが、どうしても傷を付けたくないのであれば、可能な限り薄手の布や紙等をお使いください。
サランラップや、荷造り用の透明幅広テープを黒檀キューベースの底面から側面にかけて貼り付け、
角部による傷を防止する方法もあります。
厚いもの使うと音の鮮度が落ちる感じになります。
またフェルトもそうですが、材料によっては、滑りやすくなる可能性もありますので、ご注意ください。
但し、滑り防止に効果的なゴム系は、お勧めできません。
【 M様の試聴感想 】
導入〜音出し
到着後に箱から出してみたところ、まず感じたのは単体だと思ったより存在感があるということです。
とりあえず置く位置を決め、セットしました。
はじめ床にスパイクをセットしない状態で置いたところ、床が歪んでいるのか、構造上完全な水平にできないのか、
ちょっとガタがありましたが、スパイク高の調整ができるので、ベースの上にきっちりとセットできました。
よく考えるとスパイク高の調整ができるスタンドって少ないなと思います。
ちょっとしたことですが、完全に水平な状態はかなり難しいと思います。
適応できる余地が与えられているのははありがたいことですね。
B&W805Sへ推奨方法でセットいたしました。
一台目は後部のネジ穴をはめるのに苦労しましたが、その後はすんなりと取り付けでき、
二台目も慣れたせいか簡単にセットできました。
スピーカー間約1.5m(特性上広いほうが良いでしょうがこれが精一杯です。)とし、
リスニングポジションまで約2mとしました。
ケーブルもスタンド導入にあわせて新品を購入しましたので、ひとまずエージングさせるためにBGMを流しておきました。
スピーカーをセットしてみるとスタンドの存在感はほとんど無く、インテリアに自然に溶け込む感じでした。
スピーカーの存在を邪魔することなく、むしろ引き立てるくらいで、いかにも影の立役者といった感じでしょうか?
重量も軽く、調整や移動が非常に楽な感じです。
どうしてもオーディオ=重量級になるほど良いというイメージが払拭できておりませんので、試聴が楽しみです。
試聴
貸し出し期間が1週間ですので、一日エージングして試聴することにしました。
軽く音出ししてみて、角度調整をしてみましたが、
推奨されていた若干内向きが一番しっくり来ましたので、ひとまずこれで聴くことにしました。
はじめは最も聴き慣れている島谷ひとみ「cross over」からでしたが、
まず感じたのは空気感が違うこと 出てくる音色に透明感があり、全く雑味や嫌味を感じない。
そして目の前で歌っているかのように自然な歌声や楽器の音色さらに、
ボーカルが妙に主張しすぎることも無ければ引きすぎることも無く、ほど良いバランスに驚きました。
以前は幅広のラックの上にインシュレーターを噛ませて左右においていました。
また、純正のスタンドやアコリバも以前試聴しました。
しかしこれまで感じたことが無いほど澄んだ空気の中に純粋に音楽が流れている感じとでも言いましょうか?
805Sの音に惚れ込んで購入したのですが、初めて試聴した時に感じた感覚が蘇ったようでした。
(今思えばそのときの条件はあまりよくなかったはずですが・・・)
アコリバを試聴したとき、確かに良いスタンドだと思いましたし、
純正じゃ話にならないと感じましたが、
なんとなくアコリバの音は耳につくというか、すんなり購入に至ることができない部分がありました。
おそらく他のレポートなどで書かれているスタンドの鳴きや余計な付帯音ということでしょう
本格的にオーディオ機器を集めるようになってまだ年数浅いので、理論的にどうこう言うことできないですが、
不自然な感覚を覚えたのはこういったことだったのかなということと思います。
一気に普段あまり聴かなくなったCDまで聴いてしまいました。
J-POPばかりでボーカル聴きなほうですが、ジャンルはさまざまです。
バラードやセンチメンタルな曲、ピアノ・バイオリンなどアナログ楽器で構成されるものや
オーケストラものなどは澄んだ空気感があり、雰囲気を醸し出している感じで、よくマッチしている。
分解が良く、それぞれの楽器の音が自然に聞こえて心地よく感じる。
広がり感があり、前後感もある
そして何より聴いていて愉しいといった感じでした。
スピーカーの持つポテンシャルが存分に発揮されている感がありました。
ロックやアップテンポな曲になるとはじめはなんだか物足りないという感覚がありました。
分解されすぎている感じがしないでもないのかなといったところです。
ただし、ハードなサウンドにおいてスピーカー購入時やアコリバ試聴時に物足りなさ全く感じなかったわけではありません。
スピーカーと音楽の相性から見ても適しているとはいえないでしょう。
ラックの上に戻したり、サイドプレスにつけたりと何度か繰り返しました。
はじめはラックの上のほうがロックらしい音がしないでもないと思いました。
しかし、サイドプレスに戻すと雑味の無さを感じることに加え、
ラックの上ではボーカルにも楽器にも生き生きとした感じが無く、重々しさや濁り感が
非常に醜く感じてしまいました。
よく今までこれで聴いていたなって感じです。
よくよく聴いてみるときっちりと本来の音を出しているのはサイドプレスではないかと言う結論に至りました。
確かにサイドプレスであっても万能ではないと感じましたが、
スピーカーを核に炸裂させる音は本来のCDに入っている音かといえば、違うでしょう。
また、サイドプレスでしか得られない躍動感とでも言うべき生き生きとした音や聴いていて愉しいと思わせる感覚、
空気感、雰囲気、リアル感などさまざまな要素を考慮し、
私のスタイルにはこのスタンドが適していると言う結論に至りました。
また、再生中にスピーカーの間に立ってみたのですが、ものすごく床が振動していました。
スタンドが余計な振動を逃がしていると言った感じです。
また、再生中に隣の部屋にCDを取りに行くときも以前の状態と比べると全く音の質感が違いました。
サイドプレスのほうが澄み切った中に音楽が存在する感じでした。
これほどまでに変化があることは正直驚きでした。
今度は機材の粗が見えてきそうで怖いくらいです。
最後に
スピーカースタンドがすばらしいのもありますが、
オーディオはネットや雑誌の評価が参考になってもそれぞれの感じ方や嗜好などさまざまで、
絶対的な尺度を持って判断できませんので、
こういったこういった貸し出し試聴できる販売システムは非常にありがたいものだと思います。
この度はありがとうございました。
使用環境
SP B&W 805S
アンプ LUXMAN L505f
CDP DENON DCD-1550AR
SPケーブル AET SCR
【 M様の試聴感想に対するFAPS感想 】
お世話になります。ファミリーアーツピュアサウンドの志賀です。
内容の濃い素晴らしい感想、ありがとうございました。
試聴の雰囲気が見えるような感想で、一緒にどきどきしながら読んでいました。
音もサイドプレス本来の良さを発揮できているようで安心しました。
このスタンドは、単体では妙な格好と大きさゆえに存在感を感じますが、
スピーカーを取り付けることにより、逆に見えない存在となります。
それもおわかり頂いたようでよかったです。
アンプやスピーカーはある程度の重さが必要と思っていますが、
スタンドは、車の足回りと同じで剛性を確保した上で軽い方が性能が上がります。
開発時に全ての支柱が無垢材の非常に重いサイドプレスも作ったこともありますが、音は、酷いものでした。
この辺のことをオーディオをなされる方に是非理解して頂きたいと思っているのですが、なかなか・・・・です。
実際に使用しているユーザー様の感想ほど、役に立ち、ありがたいものはないと思っています。
今回の素晴らしい感想は、さしつかえなければ皆様に是非紹介させて頂きたいと思います。
試聴申込み時の内容と私の返信も含めたものを公開させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
もしご了解いただける場合は、作成したページをご確認いただいてから公開に移すようにしております。
【 試聴感想の公開に関するM様のご返事 】
志賀様こんにちは
試聴感想の公開を行いたいとのことですが、
試聴後に購入するかを決めることのできるシステムゆえに安心して実際に使用する環境下でのチェックができました。
非常にありがたいことと思っておりますし、
非常に貴重な体験をさせていただいたと思いますので、私としては公開していただいて構わないです。。
むしろ、オーディオ歴も浅いですし、理論的に云々言えない状態でこのようなレポートを掲載して問題ないでしょうか?
と言いたいくらいなのですが、大丈夫でしょうか?
ところで、スタンドの素材なのですが、軽いほうが性能が上がるとのことですが、
スチールより軽量なマグネシウムスタンドは評価を見ているとキンキン鳴くような醜いものだとききます。
(取り付け方式があまり好ましくないのもあるでしょうが・・・)
B&Wの場合、ツイーターが命とも言えるようなSPだったので、変に誇張されるのも嫌で選考対象からはずしましたが、
素材的に適度に軽量なものが最適と言うことになるのでしょうか?
今回サイドプレスにたどり着く前に木製や金属製、軽金属製などいろいろなものを見てきました。
もちろん実物を見るには土地環境から難しいものが多かったですが、
さまざまな情報を考慮すると、それぞれかなり癖や開発側の好みの音傾向に寄ってしまうような感じがありました。
その中でひとつだけなかったのがカーボン製なのですが、
重量級=良いという流れのある市場でなかなか生まれにくいのか、製造コストの問題なのかと思ってしまいます。
うまく振動を逃がすと言う意味ではカーボンの伝震性は良いように思ってしまうのですが、そんなことはないんでしょうか?
頂いたメールを拝見しているとそんなことを思ってしまいました。
【 FAPS返事 】
M様、早速のご返事ありがとうございます。
音に関する感想は、オーディオ暦が長いとか短かいというのは、ほとんど関係ないと思います。
私は、M様の感想から非常に素直で鋭い感性を感じました。
読む人(スタンドに関心を持っている人)が納得する内容を十分に持っていると感じました。
公開はまったく問題がないと判断しております。
スタンドは、軽い方が良いということですが、大切なことを一つ書き忘れました。
それは素材の音色が素直で綺麗であることです。
「打楽器の発音部分」に使える素材が望ましいと思っています。
例を挙げれば、真鍮、鉄、木材です。
マグネシウム、アルミ、ジュラルミン、ガラス、アクリルは、音が悪く使えません。
素材の出す音が綺麗でないものは、必ずその影響が出てきます。
更に、弊社のスタンドのもう一つの課題である、表面積を最小限にすること、
即ち、支柱を可能な限り細くすることをを考えると使える素材は、強度が高い鉄だけとなります。
こうした理由から、弊社では鉄(スチール)製のしかも内部が中空のパイプ材を主に使用しています。
強度確保面では、梱包寸法が極めて大きくなる(=保管&発送コストがかさむ)ことを厭わずに溶接構造を採用しています。
ご理解いただけたでしょうか。
カーボン単体の音は聞いたことがないため、今は判断できませんが、
一般のスタンド素材としては、面白いかも知れません。
製品化に際しては、スピーカースタンドとして必要な強度の確保と価格が問題になると思います。
サイドプレス用としては、強度・価格面で無理と思っています。
セッティング等に関するご質問があれば、ご遠慮なく言って下さい。
よろしくお願い申し上げます。