FAPS店主の志賀はどんな人? 興味を持たれる方もいらっしゃいますので簡単に紹介させていただきます。
店主、志賀 一司は1951年、日立製作所発祥の地、茨城県日立市に生まれた生粋の日立人です。
地元高校を卒業後、岩手大学工学部へ進み、卒業後に地元日立市の日立製作所関連会社に入社。
28年間のサラリーマン生活では、約10年の原子力発電所の品質保証を経て、コンピュータシステム開発に従事、原子力発電所運転・点検支援、予防保全システム、マルチメディア関連ではプラント管理、シミュレーター等の運用支援、各種原子力展示館ディスプレイの開発を担当し、更には自動車運転支援、携帯電話機からセキュリティー関連へと新分野システムの開発畑を歩んできました。
2004年52歳の時、自分自身の再開発と独立を目指し早期退職。
新たな世界を経験するために日立市に設立された「吉田正音楽記念館」の運営担当職員として勤務。
オープン準備作業を経て、運営現場責任者として記念館の立ち上げと運営、音楽活動に携わり、
自らの演奏を含む数多くのイベントを企画・実施。その中でPAやレコーディング等を行ってきました。
並行して自主事業としてスピーカースタンドの製造販売会社「FAPS」を創設、 2009年春に記念館を退職しFAPSの完全独立を行いました。
記念館業務の助けとなったのは、長年の趣味でもあったフルート演奏とオーディオ関連活動でした。
オーディオ歴は、中学1年の時に6BQ5PPの自作アンプとパイオニアのスピーカーPE20を自作ボックスでクラシック音楽を聞き始めて以来50年近くになります。 長年にわたりYAMAHA1000Mを愛用していました。
オーディオの延長として自前の機材を用い、近隣のコンサートでのPAを担当していたこともあります。
日立製作所本社勤務時代は、時間があれば秋葉原に出没してハード・ソフトを物色しておりました。
コレクションはクラッシックが主体ですが基本的に何でも聞きます。
20世紀末の頃にオーディイオフィジック社の初代ブリロン1.0と出会い、小型スピーカーの素晴らしさに開眼させられました。
そのブリロンのスタンド製作者が都内で鉄工所を経営していた私の友人であったという偶然。
語り合う中で小型スピーカーの可能性を広げるものはスタンドと悟り、新たなスタンドの開発に走ったのです。
その中でSide-Pressスピーカースタンドを考案、試作開発に成功し、現在に至っています。
すべてが手作りの個人事業ガレージメーカーですが、細く長く事業を継続する所存です。
脱サラ後の我が家の生活を救ってくれたのは趣味のフルート演奏及び音響活動でした。
中学時代のブラスバンドに端を発し、学生時代のオーケストラ演奏活動を経て現在に至ります。
先の音楽記念館就職には、音楽の実技試験が要求され多くの音大生を含む難関でしたが
なんとか認めていただけたようです。趣味が身を救った・・・そんな感じでした。
音楽活動歴は、就職後に長いブランクがあったものもいつの間にか半世紀を越えました。
現在は記念館時代の同僚ピアニスト本田麻衣子氏との演奏活動、近隣の懐メロバンドでの演奏活動
介護施設等への訪問演奏、各種イベントでの演奏活動を行っています。
フルートは完全独学のアマチュアですが、2001年頃からインターネットでの演奏公開活動を積極的に行い、
2008年からはYouTubeでの演奏公開を開始しました。 累計視聴回数350万回、視聴者数2,000人、公開楽曲も500曲を超えました。
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